「もう一度アピールできる場所を…」増嶋竜也氏が“コロナ禍”の影響を受ける無所属選手への救済措置を提案

2021年01月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いまだにチームが決まらない選手がたくさんいます」

昨季限りで現役を引退した増嶋氏が、“コロナ禍”で苦しむ選手へ向けた救済措置を提案した。写真:滝川敏之

 昨シーズン限りで現役を引退した増嶋竜也氏が、1月25日に自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスの影響などでいまだチームが決まらない無所属選手のため、再トライアウトを提案し、多くの賛同する声が寄せられている。

【動画】17年の現役生活に幕――増嶋竜也の引退スピーチノーカット版!

 増嶋氏はジェフユナイテッド千葉で、昨年12月20日に行なわれたJ2最終節のギラヴァンツ北九州戦を最後に、17年間の現役生活に幕を下ろした。

 引退時にはクラブ公式サイト内で、「プロの世界はとても厳しいところです。毎年一年が終わるたびに、来年もプロサッカー選手でいられるのか不安でした」と綴っていた増嶋氏は、1月25日に自身のツイッターを更新。コロナ禍が各クラブの経営を圧迫している現状に触れ、いまだ無所属の選手への新たな救済措置を提案した。
 
「コロナでチームが決まらず引退する選手、いまだにチームが決まらない選手がたくさんいます。年末年始はどのチームもバタバタで、すぐチームは始動です。キャンプが終わり、チーム編成がなんとなくわかった開幕前のタイミングで、もう一度トライアウトでのアピールできる場所を与えてほしい」

 この投稿には、「これはすごい賛成」「毎年2回トライアウトがあってもいいかもしれないですね」「5月ごろにひっそり引退、は応援している方もめちゃくちゃ辛い」「是非とも検討していただきたい」など、賛同するコメントが多く届いている。

 引退後は、妻である元バドミントン日本代表でタレントの潮田玲子さんら家族4人でYouTubeに挑戦するなど、第2の人生を歩む始めた増嶋氏。元プロサッカー選手として、日本サッカー界の改善点を積極的に発信する姿勢にも称賛の声が寄せられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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