王者ユベントスがボローニャに2-0の勝利! 冨安健洋は“2つのポジション”で奮闘も及ばず

2021年01月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

選手交代でチャンスを作り出すも…

クルセフスキとマッチアップする冨安。守備では奮闘を見せたが…。 (C) Getty Images

 1月24日に開催されたセリエA第19節で、冨安健洋が所属するボローニャが敵地で王者ユベントスと対戦。ここまで全試合にフル出場している日本代表DFは、CBでスタメン入りを果たした。

 序盤からペースを握ったのはユーベ。15分には、クリスチアーノ・ロナウドのパスを受けたMFアルトゥールのミドルが敵に当ってゴールに吸い込まれ、幸先よく先制する。

 28分にもチャンスを作り出し、C・ロナウドが左足でシュート。GKスコルプスキが防いだところを、ベルナルデスキが詰めるが、これも相手守護神の好セーブに阻まれる。32分には、カウンターからクアドラードがビッグチャンスを迎えるが、シュートを大きく外してしまう。

 防戦一方だったボローニャは40分、オルソリーニのキープからソリアーノがシュートを放つが、枠を捉えられない。

 アウェーチームはハーフタイムにFWサンソーネとDFスマオロを投入し、冨安を右SBに回す。するとこの交代策が奏功し、後半の立ち上がりに何度かチャンスを創出するも、55分のオルソリーニの狙い澄ました一撃がGKシュチェスニーにセーブされるなど、ネットを揺らせない。

 1対1でベルナルデスキを封じるなど安定した守備を披露した冨安も、攻撃面ではなかなか効果的なサポートができなかった。

 迎えた70分、CKからマッケニーにヘディングシュートを決められ、追加点を許す。これで勝負は決した。2-0で試合を締めたユーベが2試合ぶりの白星、ボローニャは金星を奪取することはできなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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