「ブラジルでもマリノスは知られていて…」28歳の新助っ人、FWエウベルが語る横浜の魅力「僕にとっては幸せ」

2021年01月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「海外でのプレーが夢だった」

横浜へ加入したブラジル人FWエウベル。新体制発表会に登壇した。©Y.F.M.

 横浜F・マリノスは1月23日、2021シーズンに向けた新体制発表会を実施。イベント終了後に、新加入したブラジル人のFWエウベルがオンライン取材に応じ、オファーを受けた際の思いや横浜の街、クラブの印象を明かした。

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 現在28歳のエウベルは、ブラジルのバイーアから完全移籍で加入。横浜が自身初の海外挑戦となるが、日本クラブからのオファーについては「本当に嬉しかった」とコメントし、ピッチ内外での新たなチャレンジに胸を高鳴らせているようだ。

「海外でのプレーが夢だったので、日本に来て私を温かく迎えてくれたチーム関係者には感謝したい。日本の印象は、素晴らしい文化があって、(以前から)家族と観光に来たいと話していたので、住むことになって幸せに感じています。ブラジル人選手も多いのでブラジルでもマリノスは知られていて、情報は入ってきていました。このチームを大きくしていきたいですし、横浜での私生活も楽しみたいです」

 またクラブの印象は、「伝統もあって偉大なクラブで、攻撃的なチーム」であると語り、「オフェンスの選手たちが楽しくプレーができるスタイルなので、僕にとっては幸せです」とキレキレなドリブルから果敢に仕掛ける自身のプレースタイルとマッチしたクラブであると満足気な表情を浮かべた。
 
 アンジェ・ポステコグルー監督はこのブラジル人アタッカーについて、「前の3つのポジションができればいいと思い獲得した」と前線の複数のポジションでのプレーを期待していると発言。本人も「どこでもプレー可能」であると意気込みを口にしている。

「僕の特徴はドリブルで、アシストもよくします。どこのポジションでとは断言できませんが、オフェンスであればサイドでも、中央でもどこでもプレー可能だと思っています。チームのために僕の武器をどんどん出していきたいです」

 昨シーズン限りで、ともにチームトップの13ゴールを挙げてチームの攻撃の核となっていたエリキとジュニオール・サントスが揃って退団。その穴を埋めるべく、ブラジル1部リーグで通算191試合に出場した経験豊富なエウベルに白羽の矢が立った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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