大迫勇也との“共闘”が実現!? いまだ無所属の香川真司、新たに浮上した移籍先候補は――

2021年01月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

得点力不足が深刻なイタリアの古豪が…

いまだ新天地が決定していない香川の去就に関して、新たに興味深い話題が浮上した。 (C) Getty Images

 昨年10月にラ・リーガ2部のサラゴサとの契約を解除して以来、無所属の状態が続いている香川真司。その不透明な去就に関して新たな噂が浮上した。

 昨年末の12月21日に、自身のSNSで古巣セレッソ大阪への復帰を否定し、「(移籍市場が開幕した後)数週間のなかで、自分なりの決断を欧州でできればと思っています」と決意を新たにしていた香川。だが、獲得に動いているクラブの情報はほとんど聞こえてこなかった。

 そんななか、"ゼロ円"で獲得でき、実績十分の香川に、後半戦での巻き返しを誓うクラブから熱心な誘いがあるようだ。

 伊メディア『Tutto Udinese』は、「攻撃陣を強化するためのアタッカーを探すリストの中にシンジ・カガワの名もある」とセリエAの古豪ウディネーゼが獲得に動いていることを報じた。

 今シーズンのセリエAで降格圏までわずかに4ポイントの15位と低迷しているウディネーゼ。とりわけリーグで下から3番目の20ゴールしか決められていない攻撃陣の得点力不足は深刻で、今冬の移籍市場ではチームの核になり得るアタッカーの獲得を模索している。

 そこで白羽の矢が立ったのが香川だ。『Tutto Udinese』は、「ドルトムントとマンチェスター・ユナイテッドで重要なキャリアを積んできたカガワは興味深い」と紹介している。

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 関心を示すのは、イタリアの中堅クラブだけではない。英メディア『90min』は、ブンデスリーガに属しているブレーメンの獲得候補5人として、レアル・マドリーからの退団を志願したとされるマーティン・ウーデゴーらとともに香川入団の可能性を伝えた。

 実現すれば、大迫勇也との共闘することになるが、同メディアは疑問も呈している。「ドルトムントで216試合に出場して60ゴール・55アシストをマークしている攻撃的なオールラウンダーだ」と紹介したうえで、こう続けている。

「カガワはスペインで、36試合の出場で4ゴールだけと周囲に獲得の意味を納得させることができなかった。それだけにこの日本人がブレーメンで助っ人として活躍できるかは疑わしい部分はある」

 表立っては進展していないように思われる香川の去就動向。果たして、イタリアやドイツに渡る可能性はあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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