【浦和|新体制】サッカーIQの高いタレントを数多く補強!リーグ制覇の足掛かりを掴めるか

2021年01月18日 サッカーダイジェスト編集部

ロドリゲス監督を招聘し、新たな時代を築いていく

新加入会見に臨んだ9選手。前列左から明本、金子、西、田中。後列左から鈴木、小泉、伊藤、福島、塩田。(C)URAWA REDS

 浦和レッズは1月18日、新加入選手記者会見を実施。9名の新加入選手が登壇した。青森山田高の藤原優大は学校行事のため、また中央大の大久保智明は、新型コロナウイルスの濃厚接触の恐れがあり、体調に変化はないが大事をとって欠席となった。

 この日登壇したのは、西大伍(←神戸)、田中達也(←大分)、金子大毅(←湘南)、塩田仁史(←栃木)、小泉佳穂(←琉球)、明本考浩(←栃木)、伊藤敦樹(←流通経済大)、鈴木彩艶(←浦和ユース)、福島竜弥(←浦和ユース)の9名。

 今年のチームが目指す最低限の目標が「ACLの出場権」であり、「チームコンセプトの構築」だ。昨季指揮を執った大槻毅監督との契約を満了。昨季徳島ヴォルティスをJ2優勝に導いたリカルド・ロドリゲス監督を招聘し、新たな時代を築いていく。

 変革のために今年、西野努テクニカルダイレクタ―は補強のターゲットとしたのが、サッカーIQの高い選手。「リカルド監督の戦術は複数のフォーメーションを使うので、すべてのポジションについて、今回はサッカーを深く知っている選手」としたというとおり、西や田中、金子といった優れた戦術眼を持つタレントが多く、昨季J2で結果を残した小泉や明本も気が利くプレーヤーだ。

 なかでも攻守のセンスに溢れ、戦術のキーマンとなりそうな西は「まだ何を求められるかは分からない状況だが、求められたものはできると思うし、やりたいなと思います」と意気込む。
 
 なかでも攻守のセンスに溢れ、戦術のキーマンとなりそうな西は「まだ何を求められるかは分からない状況だが、求められたものはできると思うし、やりたいなと思います」と意気込む。

 新加入会見の前日、取材に対応したロドリゲス監督は以下のようにビジョンを語っている。

「すごくいい選手がたくさんいるので、彼らを一人ひとり伸ばすこと、そしてチームとしての力を伸ばしていくこと。人間性も含めて全員で成長していければと思います。それから、もちろん1試合1試合勝つつもり。攻撃的に相手をとにかく押し込んでいって、常に見てくれる方が楽しんでくれるようなサッカーを展開していけるように、日々取り組んでいきます。今から選手たちと新しいプロジェクトをスタートさせていくことが楽しみで仕方ありません。みんなと楽しいサッカーをしながら、チームとしても大きく成長していければと思います」

 2022年のリーグ優勝を掲げる「3年計画」は2年目を迎える。リーグ優勝への足掛かりを掴めるのか。成長に期待したい。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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