マドリーが夏に久保建英の復帰を検討と現地報道! ブラジル代表DFの放出で「EU圏外選手枠」を割り当てか

2021年01月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「マドリーはクボが留まるのを除外しない」

ヘタフェでのデビュー戦で2点に絡んだ久保。半年間でマドリーにアピールできるか。 (C)Getty Images

 今冬の移籍でビジャレアルからヘタフェへ籍を移した久保建英。スペイン紙『MARCA』は1月16日、そのオペレーションには保有元のレアル・マドリーの意向が強く働いた、と報じた。「マドリーはこの日本人を次代のプロジェクトの中心のひとりと見ている。彼の成長が遅れないことを望んでいる」というのだ。

 さらに翌17日、久保のマドリー復帰を阻む最大の障壁とも言える「EU圏外選手枠」を、この19歳のために空けるかもしれないと伝えたのが、マドリーの専門メディア『Defensa Central』だ。

 現在、マドリーの「EU圏外選手枠」3つは、FWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ、DFエデル・ミリトンのブラジル代表3人で占められている。だが、今シーズン終了後のバイエルン退団が濃厚視されているダビド・アラバを獲得できれば、ミリトンを放出する可能性があり、その場合は「EU圏外枠が空いた場合、マドリーはクボが留まるのを除外しない」という。

【動画】ジダンに猛烈アピール!圧巻のヘタフェ・デビュー戦はこちら
 記事によれば、ミリトンにはバイエルンやトッテナムなど多くのクラブが興味を持っており、出場機会が限られているマドリーを退団する動きがあるという。そのため、クボがヘタフェでのシーズン後半で結果を残せば、帰還するチャンスがある、と綴っている。

また、ミリトンが抜けた最終ラインには、久保のビジャレアル時代のチームメイトであるスペイン代表DFのパウ・トーレスを獲得するかもしれないとも伝えている。

 いずれにしても、ヘタフェで結果を出し、マドリーのジネディーヌ・ジダン監督や上層部にアピールする必要がある。2点に絡む鮮烈なデビューを飾った久保は、この調子でインパクトを残せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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