堂安律が終了間際に絶好機を迎えるも…ビーレフェルトは残留争い直接対決でドロー、今季初の連勝ならず

2021年01月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

38分には絶好の位置でFKを得るも…

定位置の右サイドハーフで先発した堂安(左)。(C)Getty Images

 現地時間1月16日にブンデスリーガ第16節が行なわれ、日本代表MF堂安律が所属する15位のビーレフェルトは、アウェーで14位のホッフェンハイムと対戦。開幕から全試合でスタメン入りを続けている堂安は、この日も右サイドハーフで先発出場を果たした。

 ゲームは立ち上がりから五分五分の展開が続く。20分にはクンツェが自陣からゴール前へ一気に持ち上がると、ペナルティエリア右の堂安にラストパス。通れば絶好機という場面も、ぎりぎりのところで相手ディフェンスにカットされてしまう。

 さらに38分にはペナルティエリア手前の好位置でFKを獲得。キッカーを務めた堂安は左足で狙いすましたシュートを放つが、ドライブがかかったシュートはわずかに枠の上に外れ、ここでも先制とはならない。
 
 スコアレスで折り返した後半は、相手に主導権を握られ守備の時間が長くなる。それでも最終局面ではしっかりと身体を張り、ゴールは許さない。

 押し込まれるなかで75分には久々に相手ペナルティエリア内に侵入し、最後はキャプテンのクロスがヘディングでゴール前に送り込むが味方には合わず、チャンスを逃してしまう。

 迎えた89分には、堂安がこの日最大の決定機を迎える。ペナルティエリア右でパスを受けると、するすると抜け出し最後はGKと1対1の局面に。だが、左足で放ったシュートは相手GKの正面に飛んでしまい、またしても均衡を破れない。

 結局、試合は0-0のまま終了。残留争い直接対決は勝点1を分け合う結果となり、ビーレフェルトは今シーズン初の連勝とはならなかった。次節は、20日にホームで日本代表MF遠藤航の所属するシュツットガルトと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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