【札幌】手術をしたペトロヴィッチ監督の詳しい容体は? 2月中旬の熊本キャンプで合流か…本人は「“一日でも早く”という思い」

2021年01月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「5週間自重をかけないようにという指示」

札幌が手術を行なったペトロヴィッチ監督の詳しい状況について明かした。(C)SOCCER DIGEST

 母国オーストリアで左大腿骨骨折の怪我を負い、手術を行なったミハイロ・ペトロヴィッチ監督について、北海道コンサドーレ札幌の三上大勝GMが取材に応じ、詳細を明らかにした。

 三上GMによるとミシャ監督は、現地時間で1月2日に所用で自宅から外出した際に転倒して骨折。クラブへは翌日に家族を通じて連絡があったという。

「4日にはすでにオペも無事に終えました。5週間ほど自重をかけないようにというドクターからの指示があった。現在は松葉杖をついた状態ですでに自宅に戻り、理学療法士の指導の下でリハビリを徐々に進めているという状況です」

 チームへの合流については、「最短では2月20日ぐらい、熊本キャンプで合流できるのではないか」と明かしたが、来日後には政府の方針による隔離期間なども存在するため、最悪の場合、開幕後数試合を指揮官不在で戦うことも念頭に置いたうえで準備を進めているという。
 
「スタッフ、選手一同は、開幕戦に間に合わなくてもしっかりと戦っていこうという思いです。開幕前に監督が合流出来れば喜ばしいですが、開幕の数試合で監督がいないという前提のなかで話をさせてもらっています。監督からは、『すべてにおいて迷惑をかけてしまって申し訳ない』ということと、皆さんもご存じの通りすごいモチベーションと闘志を持つ方で、"一日でも早く"という思いでいますので、ミシャさんの気持ちはありがたいですが、クラブとしては『まずは身体が一番です』と伝えています」

 監督不在でのトレーニングなどに関しては、「(映像を)監督に見てもらった評価をうまく合わせながら四方田修平コーチを中心に進めていきたい」としている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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