「この歳になり、いろいろと言われる事もありますが…」15年ぶり古巣復帰の大久保嘉人が“38歳の決意表明”

2021年01月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

ファンからは「200ゴールお願いします!!!」と期待の声

2006年当時、C大阪でプレーする大久保。写真:山崎昌治

 セレッソ大阪に新加入した大久保嘉人が1月10日、自身のSNSを更新。率直な想いを語った。

 9日に2006年以来、15年ぶりの古巣復帰を発表した大久保。J1歴代最多185得点を誇り、日本代表としてもワールドカップ2大会を戦った男には、小さくない期待が寄せられるなか、稀代の点取り屋は本拠地・長居に詰めかけるサポーターの写真をSNSにアップ。

 そして「セレッソ大阪のファン・サポーターの皆さん、関係者の皆さん、お久しぶりです大久保嘉人です」と切り出すと、続けて次のような気持ちの入った長文メッセージを寄せている。

「15年ぶりにまたセレッソ大阪に戻れる事に感謝しています。今の自分があるのはセレッソ大阪でプロ生活をスタートし、沢山のことを学んだことで、ここまでやれていると思います。セレッソ大阪を出て、いろいろなチームにお世話になりましたが、ふとした時に『最後はセレッソに戻りたいな』と思うことがあっても、それに現実味はなく、夢を語っているような感覚でした。そういう意味で、今回の移籍を嬉しく思う反面、自分のサッカー人生がついにここまで来たんだなと感じています。

 この歳になり、いろいろと言われる事もありますが、それを力に変えて皆さんを喜ばせるのも自分次第だし、結果で示さないといけないと思っています。それをやるのは自分でしかないので、自分を信じてセレッソ大阪の為に、そしてファン・サポーターの皆さんの為に覚悟を持って頑張りたいと思います。ピンク色に染まったスタジアムで戦えることを楽しみにしています。よろしくお願いします」
 
 38歳の決意表明には多くのファンも反応。活躍を期待する声が続々と集まっている。

「年齢なんか関係ない!!」
「おかえりなさーい よしといけー!!!」
「桜のユニホームで暴れまくってください」
「心を動かす熱いプレーを楽しみにしています」
「ヨシメーター稼働」
「200ゴールお願いします!!!」
「正直楽しみでしょうがないです!」

 J1でのプレーも2年半ぶりとなる大久保は、桜のユニホームを身にまとい、"ヨシメーター"を再び動かすことができるか。前人未到のJ1通算200ゴールにも注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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