冨安所属のボローニャ、リールのフランス人CB獲得へ。16試合で無失点がわずか2試合の最終ラインをテコ入れ

2021年01月07日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

7日にメディカルチェックの予定

昨シーズンはジェノアでもプレーしたスマオロ(右)。(C)Getty Images

 セリエA16試合中、14試合で失点しているボローニャが、1月の移籍マーケットでセンターバックの補強に乗り出す。イタリアやフランスのメディアによると、ボローニャがリール所属のアダマ・スマオロをレンタルで獲得し、さらにトリノのニコラ・ヌクルにも興味を示していると報じている。
 
 リールで育った28歳のフランス人CBスマオロは、20年1月にジェノアにレンタル移籍し8試合に出場して1ゴール。リールに復帰した今シーズンは、リーグ・アン18節終了時点で3試合にしか出場しておらず、ボローニャが買い取りオプション付きのレンタルで迎え入れるという。7日に行なわれる予定のメディカルチェック後に正式発表となりそうだ。

【動画】ウディネーゼ戦で決めた冨安の今シーズン2点目はこちら!
 
 トリノのヌクルは今シーズンの序盤戦こそ出場していたが、12節から5試合続けて出番がない。また、トリノとの契約が21年6月で満了するボスマン・プレーヤーのため、推定市場価格(約200万ユーロ)よりも低い金額(約150万ユーロ)で獲得できそうな点も、ボローニャには追い風になっているという。
 
 さらにボローニャは、CBのアルトゥーロ・カラブレージとカリアリのMFパオロ・ファラゴーのトレードを計画している。ファラゴーはインサイドハーフや守備的MF、右のサイドハーフやサイドバックをこなすユーティリティー・プレーヤー。ボローニャでは、右サイドハーフのリッカルド・オルソリーニ、故障中のロレンツォ・デ・シルベストリに代わって右サイドバックに入る冨安健洋のバックアッパーを担うとみられる。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

次ページ【動画】ウディネーゼ戦で決めた冨安のゴールはこちら!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事