川崎優勝の立役者も!J公式が「年男ベストイレブン」を発表!85年&97年生まれの“丑年名手”は?

2021年01月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

97年生まれの選手は東京五輪に最年長でメンバー入り

2021年の年男たち。(左から)レオ・シルバ、水本裕貴、三笘薫、井上潮音、前田大然。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグが1月6日、2021年期待の「年男ベストイレブン」を公式サイトで発表した。
 
 丑年の1985年と1997年生まれの選手たちで組まれた今回のラインナップ。特に後者は24歳以下で構成される東京五輪メンバーに、最年長で名を連ねるとあって、一層期待が高まる面々だ。掲載された選考理由とともに、1人ずつ紹介していこう(フォーメーションは4-3-3)。
 
GK
オビ・パウエル・オビンナ(横浜/1997年12月18日)
期限付きで加わっていた栃木SCから横浜F・マリノスへ復帰後の2020年11月14日にJ1デビュー。初陣は見事勝利で終えた。
 
DF
森下龍矢(名古屋/1997年4月11日)
DFながらも要所で得点を決めるなど、ここぞの場面で活躍する熱い選手だ。サガン鳥栖から名古屋グランパスへ活躍の場を移し迎える21年は、より熱いプレーに期待がかかる。
 
水本裕貴(町田/1985年9月12日)
幾つものクラブを渡り歩き、20年シーズンは自身初のJ2でキャプテンとして引っ張り、出場試合全てが先発出場だった。
 
石井秀典(徳島/1985年9月23日)
08年にJリーグデビューをしてから、13年間活躍し続けるベテラン選手だ。20シーズンも数多くの試合に出場し、クラブの7年ぶりのJ1昇格に大きく貢献した。
 
小島雅也(群馬/1997年11月9日)
20年8月2日には後半アディショナルタイムに劇的な形でJリーグ初得点を記録した。ちなみにクラブ公式HPによると、もしサッカー選手でなかったら消防士になっていたと答えており、相手のチャンスの火を消すディフェンスに期待だ。
 
MF
山本悠樹(G大阪/1997年11月6日)
Jリーグ公式Twitterの「#教えてほしいJ」にも登場し、高速ピンポイントクロスについて、「ニアサイドに引っ掛けないこととスピードのあるボールを意識しつつ、擦り上げるように蹴ることで上から落ちてくるような弾道をイメージして蹴った」と回答してくれた。
 
レオ・シルバ(鹿島/1985年12月24日)
誕生日はクリスマスイブなので、先日35歳になったばかり。13年からJリーグでプレーしているベテラン選手だ。
 
三笘薫(川崎/1997年5月20日)
97年生まれで、この選手は外せない。昨年川崎フロンターレは圧倒的強さでJ1優勝を果たしたが、三笘はその立役者の1人。お得意のドリブルの突破力は同世代の中でもトップクラスの技術を誇る。
 
FW
金子拓郎(札幌/1997年7月30日)
金子は埼玉県出身のためか、クラブのHPによると「最近の悩み」の欄には「北海道に友達がいない」と回答。20年の1年を通して北海道に友達ができたのか気になるところだ。
 
前田大然(横浜/1997年10月20日)
横浜に加入直後から、持ち前のスピードを武器に活躍。20年シーズン、1試合のスプリント回数で42回を記録し、年間ランキングでは当時鳥栖の森下に並び1位だった。
 
井上潮音(東京V/1997年8月3日)
下部組織出身で東京ヴェルディ一筋の井上は、16年にJリーグ初出場を果たし、19年にJリーグ初得点を記録。J2通算100試合出場を達成した際は、スタンドのサポーターから「ぴえん超えてしおん」の横断幕が掲げられた。

 国内サッカーに加え、カタール・ワールドカップの最終予選、そして東京五輪と、イベントが目白押しの新シーズン。そのなかで、丑だけに猛烈なファイトを見せる年男たちの躍動にも注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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