【ルヴァンカップ決勝 採点&寸評】柏1-2FC東京|MOMは超絶テクニックを披露した助っ人!“陰のMVP”は…

2021年01月04日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

柏――大南は軽率なプレーが目についた。

【警告】柏=なし FC東京=なし
【退場】柏=なし FC東京=なし
【MAN OF THE MATCH】レアンドロ(FC東京)

[ルヴァンカップ決勝]柏 1-2 FC東京/1月4日/国立競技場
 
【チーム採点・寸評】
柏 5

オルンガ&江坂というダブルキーマンが抑えられると、攻撃がほぼ機能不全に陥った。得点も相手のミスに恵まれたもので、攻勢に出た時間帯は限られている。守備でも要所で緩慢な対応が目につき、負けるべくして負けた。

【柏|採点・寸評】
GK
17 キム・スンギュ 5

16分、レアンドロのシュートに反応したものの、わずかに手が届かず。アダイウトンのシュートも防げず、セービングでチームを救えなかった。

DF
24 川口尚紀 5

マッチアップしたレアンドロに翻弄されていた印象。実際、自身のサイドから攻め込まれる回数が多く、そして相手のキーマンを抑えたとは言い難い。

25 大南拓磨 4.5
16分、1対1でレアンドロのフェイントに翻弄され、カットインシュートを決められてしまう。27分には危険なエリアでのボールロストもあり、軽率なプレーが目についた。
50 山下達也 5
失点シーンではカバーリングが間に合わなかった。左右の味方へのフォローを意識していたようだが、結果的には2失点してしまった。

4 古賀太陽 4.5
74分、競り合ったアダイウトンよりわずかに遅れ、勝ち越しゴールを許してしまう。勝負所で身体を張れなかった。
 
MF
7 大谷秀和 5(78分OUT)

ビルドアップに積極的に関与したのは、後半の立ち上がりくらいか。中盤でゲームを落ち着かせた時間は短く、試合の流れに影響を及ぼした。

8 ヒシャルジソン 5(86分OUT)
失点直前のレアンドロへのタックルは、あっさりかわされた。ボール奪取がストロングポイントとはいえ、大舞台なのに軽い対応だった。

次ページ柏――オルンガは相手の堅守に消される。

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