【FC東京】「分かっていても止められない」。長谷川監督が警戒する柏の選手は?

2021年01月03日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

「気持ちを込めて全力で明日は戦います」

FC東京の長谷川監督が、ルヴァンカップ決勝に向けた前日会見に臨んだ。写真:田中研治

 1月3日、ルヴァンカップ決勝に向けた前日会見が国立競技場で行なわれ、FC東京の長谷川健太監督は柏戦への意気込みを語った。

「悔いのない、東京らしいアグレッシブなサッカー。そういう試合展開になればと思っています。やっぱり、国立競技場でタイトルを獲るのは格別な、また違うものがあると思います。ですから、やっぱり選手たちはすごく幸せだと思いますし、私自身もこういう場で一緒に戦えるのは、選手にもクラブにもサポーターにも感謝して、明日は戦っていきたいと思います」
 柏とのリーグ対戦成績は1勝1敗。ホームで行なわれた直近のゲームでは、クリスティアーノに2ゴール、江坂任に1ゴールを許し、1-3で敗れた。オルンガを含めた強力な攻撃陣には、やはり警戒しているという。

「柏レイソルは非常に分かりやすい、分かっていても止められないラインがあるので、そこを明日のゲームでもしっかり止められるかどうか。クリスティアーノとオルンガ、そこに江坂が絡んでくる。前線のホットラインが彼らにはありますので、堅い守備から一発で状況を変えられるくらいの個の力を持った選手を90分間、最後の笛が鳴るまで、止められるかどうか、と思っています」

 4日のルヴァンカップ決勝で柏に勝てば、長谷川体制下で初のタイトル獲得となる。指揮官は「気持ちを込めて全力で明日は戦います」と言葉に力を込めた。

取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
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