【金沢】「カズさんのように…」経験豊富な点取り屋・瀬沼優司を完全移籍で獲得!

2021年01月02日 サッカーダイジェスト編集部

プレーオフ進出の切り札になりえる存在

横浜FCではカズ(右)から多くを学んだ瀬沼。金沢ではその豊富な経験を武器に、得点源として活躍したい。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J2のツエーゲン金沢は1月2日、横浜FCからFW瀬沼優司を完全移籍で獲得したことを発表した。

 2013年にJ1の清水でプロキャリアをスタートさせた瀬沼は、その後、栃木、愛媛、山形などでキャリアを積み、昨季は横浜FCで19試合に出場し、3得点を記録。高いシュート技術に加え、ポストプレーにも秀でる経験豊富な点取り屋だ。

 J1での実績も十分な瀬沼の加入は、新シーズンこそJ2での"一桁順位"、さらにはプレーオフ進出を目指す金沢にとって心強い存在になりそうだ。

 また瀬沼は約2年半在籍した横浜FCの公式HPで、別れの挨拶を次のように述べている。

「横浜FCのサポーターの皆様。2021シーズンよりツエーゲン金沢に完全移籍する事を決めました。

 僕が横浜に在籍した2年半。試合に出たり出なかったりジェットコースターのようなキャリアでしたが、なかなか試合に出れない時でも常に自分がまた試合に出て活躍するのを強く願い、待っていてくれている気持ちがずっと伝わっていました。本当に心強く感謝の気持ちでいっぱいです。そのお陰で最後にサポーターの皆様と笑顔になれた事、年間MVPに選んで頂いた事、一生の思い出になりました。

 三ツ沢のスタジアムには高校生の時、全国選手権の1回戦で負けて僕にとって思い入れのあるスタジアムでしたが、30歳と大人になった今、みんなで力を合わせてダービーマッチに勝利できた事。またさらに青春を感じさせてもらい、より思い入れのあるスタジアムとなりました。
 
 そしてカズさんの存在です。カズさんの隣で過ごせた2年半、僕の人生全てに良い影響を与えて頂きました。こう感じている選手は何人もいるかと思いますが、僕も1人でもいいからカズさんのように誰かに良い影響を与えられるような選手になれるようまた努力したいという目標と、カズさんにアシストしたいとゆう目標は難しくなりましたが仲間に託して、カズさんと敵として同じピッチに立ちたいとゆう新たな目標ができました。

 横浜は家族ともすぐに会え、親友にもすぐに会え、自分にとってサッカーに取り組む上での環境は最高だったかと思いますが、また、強く自分を必要としてくれたクラブで自分にできる事を精一杯やっていこうと思います。

 2年半応援ありがとうございました。横浜FCのJ1定着と来季の目標達成をずっと応援しています」

構成●サッカーダイジェスト編集部
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