トルコ1部クラブ主将の“セルフVAR”が世界中で話題に!判定に激怒してスマホを持ち出し…

2020年12月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

本家VARでも判定が変わらず…

スマホを主審に突きつけ、猛抗議したアルスラン。結局イエロー2枚で退場になった。(C)Getty Images

 12月28日に行なわれたトルコ1部リーグ、ベジクタシュ対シワススポルでの"非紳士的振る舞い"が、世界中で注目を集めている。

 騒動の発端は18分、アウェーのシワススポルが先制点を奪われた場面だ。右サイドからのクロスにトルコ代表のギュベン・ヤルチュンに頭で合わされ、失点を許したのだが、クロスが上がる前のプレーで、ボールがタッチラインを割っていたと猛抗議。映像で見る限り、たしかにピッチの外へ出ているようにも見えたが、結局VARでのチェック後も判定は覆らず。ホームチームの得点が認められたのだった。
 
 これに怒りが収まらかったのが、シワススポルでのキャプテン、ハカン・アルスランだ。前半終了の笛が鳴り、ハーフタイムに突入するや否や、彼はベンチから渡されたスマホを片手に主審のもとに駆け寄る。そして激しい剣幕で問題のシーンの映像を見せつけたのだ。

 この行為を受け、主審はすぐさまイエローカードを提示。すると32歳のトルコ人MFは手に持ったスマホを地面に投げつけ、その場にあった物を蹴り上げるなど大暴れ。2枚目のイエローカードを受け退場処分となり、数的不利となったチームは後半に2点を追加され、0-3で敗れたのだった。

 SNS上では判定を嘆き、アルスランを擁護する声も寄せられている。とはいえ、ゲーム中での"セルフVAR"はいただけなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ゴール判定に怒りが収まらず…スマホを主審に突きつける様子はこちら

次ページ【動画】ゴール判定に怒りが収まらず…スマホを主審に突きつける様子はこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事