「仏頂面から驚くべき変身」C・ロナウドが21世紀最高のプレーヤーに選出! 表彰式では “因縁”の相手と共演し…

2020年12月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

テーブルから立ち上がり、ハグで健闘を称えた

黒いマスク姿で会場入りしたC・ロナウド。 (C)Getty Images

 現地時間12月27日、アラブ首長国連邦(UAE)の首都ドバイで毎年行われている『Globe Soccer Awards』が開催された。

 この表彰式でポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドは、20年間で最も優れた選手に授与される「PLAYER OF THE CENTURY 2001-2020」に輝き、檀上で黄金のトロフィーを受け取った。

 また、「Player of the Year 2020」は、FIFAの年間最優秀選手にも輝いたポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが受賞している。

 先日行われたFIFA THE BESTの表彰では、レバンドフスキの受賞を憮然とした表情で見送ったC・ロナウドの姿が話題になった。"因縁"のふたりが共演することでも注目を集めたが、イタリア紙『Tuttosport』によると、35歳のスターはこの日、始終上機嫌な様子だったという。同紙いわく「仏頂面から驚くべき変身」を遂げ、レバンドフスキの名が呼ばれた際にはテーブルから立ち上がり、ハグで健闘を称えたようだ。
 
 そして、授賞のスピーチでは笑顔を浮かべながら、このように語ったという。

「20年間プロとしてプレーし、ゴールを重ねてきた。ただ、チームメイトがいなければ、そして素晴らしい環境でなければ、こうした記録は達成できていない。こうした名誉ある賞は、僕らにとってはプレゼントだ。前に進むためのモチベーションを与えてくれる。最高のプレーヤーとして名前が挙がったことを誇りに思いたい」

 C・ロナウドに続き、32歳のレバンドフスキもスピーチで「今より上を目指したい」と口にしたという。世界的なスーパースターがお互いを認め合い、称え合った姿に『Tuttosport』は「超人たちの飽くなき向上心は天井がないようだ」と綴っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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