「マヤのベンチは見てられない」まさかの右SBでアシストの吉田麻也を地元メディアが称賛!「ラニエリは序列を見直せ」

2020年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

次戦、年明けのローマ戦でCB復帰も?

本職ではない右SBで攻守に奮闘した吉田。(C)Getty Images

 3試合ぶりの先発出場も、チーム事情により本職ではない右SBでの起用――。2020年最終戦となったセリエA第14節サッスオーロ戦は、サンプドリアの吉田麻也にとってどのような位置づけとなったのだろうか。

 ファビオ・クアリアレッラのゴールをアシストしたものの、チームが2-3で敗れた試合から一夜明けた12月24日、吉田はインスタグラムに英語とイタリア語でサポーターへのメッセージを投稿した。

「僕たち全員にとって非常に難しい一年でした。僕のキャリアにとって大きな変化の年でした。でも、あなたがたはとてもよく歓迎してくれました」と、ファンに感謝の気持ちを表している。

「だから、サポーターのみんなに感謝したいです。良いクリスマスを過ごせるように願っています。またすぐに会いましょう!」

"再会"の場となる年明け初戦は1月3日。敵地でローマと対戦する。クラウディオ・ラニエリ監督は、吉田をスタメンに起用するだろうか。サンプドリア専門サイト『samp news24』は、指揮官が日本代表主将を選ぶべきと考えているようだ。

【動画】左足でダイレクトパス!吉田麻也の絶妙アシストはこちら
 同メディアは、サッスオーロ戦のパフォーマンスを「これまでになかった役割で十分納得のパフォーマンス」と称賛している。

「決して身を引かず、ひどかった守備陣で唯一、堅実かつクリーンなパフォーマンスだった。ずっと前から静かなる戦士だ。アシストは、ラニエリに序列を見直すべきではないかと示したダメ押し」

 さらに、『samp news24』は、ロレンツォ・トネッリのパフォーマンスを批判し、「もうマヤ・ヨシダがベンチで見ていることはできない」とも記している。

「サッスオーロ戦では本職ではない役割で好パフォーマンスだった。それはますますラニエリの好みにおける序列を高める。『求む、確実性』。サンプドリアはたくさん得点しているが、明らかに失点が多すぎる」

ラニエリは、吉田を再びCBのレギュラーに戻すのか。ローマ戦の起用法が注目される。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【画像】「イキってる」吉田麻也が投稿した"限定"ユニホーム姿

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