トライアウト2日目が開催!J通算265試合のベテランMFをはじめ、総勢57名の参加メンバーの顔ぶれは?

2020年12月25日 海江田哲朗

徳島のJ2優勝メンバーも参加

徳島でJ2優勝を経験した島屋(44番)と八戸の國領(26番)。写真:徳原隆元

 12月25日、千葉市のJFA夢フィールドで、日本プロサッカー選手会(JPFA)が主催する「JPFAトライアウト」の2日目が行われた。

 シーズン終了後、契約満了となった選手たちのアピールの場として用意され、視察に訪れたクラブの監督や強化担当者がプレーを見た上で補強の材料とする。昨年はトライアウトを経て清原翔平が相模原に、鎌田翔雅が秋田に移籍。それぞれのチームでJ2昇格に貢献している。

 参加者は初日が35人で、この日は57人。年齢層は20歳から36歳までと幅広い。Jリーグ通算265試合出場のベテラン岩間雄大(栃木)をはじめ、大崎淳矢(栃木)や、今季J2優勝の徳島で7試合に出場していた島屋八徳といった実績のあるメンバーも集まった。

 2日目は午前午後の2部構成となり、7対7のミニゲーム、25分ハーフのゲーム形式を実施。即席チームのため息の合ったコンビネーションは期待できないが、選手たちは限られた時間でコミュニケーションを取り、声を出しながら互いの長所を発揮しようと懸命にプレーした。

 現役続行に懸ける思いは届くか。アピールを尽くし、あとは吉報を待つばかりだ。
 
12月25日のトライアウト参加57名は以下の通り
※( )内は最終所属

GK
古賀貴大(長崎)
小池大喜(秋田)
渡辺泰弘(秋田)
長谷川凌(ヴェルスパ大分/JFL)
花田 力(八戸)
大畑拓也(藤枝)
城森康誉(藤枝)
朴 昇利(沼津)

DF
秋山拓也(徳島)
温井駿斗(栃木)
宮城雅史(京都)
入間川景太(甲府)
河野諒祐(水戸)
遠藤元一(長野)
橋口拓哉(岐阜)
柳田健太(讃岐)
小谷祐喜(熊本)
下畠翔吾(岩手)
原山海里(岩手)
浅田大樹(藤枝)
西山雄介(鳥取)
有薗真吾(おこしやす京都/地域リーグ)

MF
島屋八徳(徳島)
大崎淳矢(栃木)
岩間雄大(栃木)
竹嶋裕二(愛媛)
本田功輝(千葉)
武田拓真(岡山)
古賀俊太郎(山口)
森 俊介(新潟)
内藤洋平(北九州)
山本 蓮(鳥取)
小林智光(鳥取)
國領一平(八戸)
立花歩夢(相模原)
梶山幹太(相模原)
野田 樹(富山※2020年は無所属)
谷口智紀(沼津)
後藤京介(岩手)
相澤祥太(熊本)
坂本広大(熊本)
西埜植颯斗(藤枝)
片岡 爽(藤枝)
那須甚有(松江シティFC/JFL)
荻野広大(ヴィアティン三重/JFL)
酒井大登(おこしやす京都/地域リーグ)
横山翔平(NKヴァラジュディン・クロアチア)

FW
山内寛史(山形)
岡田翔平(群馬)
川森有真(鹿児島)
平墳 迅(藤枝)
林 容平(秋田)
北脇健慈(秋田)
岡 佳樹(長野)
榊 翔太(栃木)
北原大奨(松江シティFC/JFL)
畑中槙人(新潟シンガポール※2019年は無所属)

取材・文●海江田哲朗(フリーライター)
 
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