マンUでも香川真司との“黄金コンビ”が見られた!? レバンドフスキが明かした電撃交渉の舞台裏「ファーガソンが…」

2020年12月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

マンU移籍が実現しなかったワケは――

ブンデスリーガ制覇をもたらしたレバンドフスキ(右)と香川のコンビがプレミアの舞台でも実現していた可能性も…。 (C) Getty Images

 かつてドイツのブンデスリーガで異彩を放った名コンビは、"サッカーの母国"でもタッグを組んでいたかもしれない。

 現地時間12月17日に開催された2020年のFIFA年間表彰式「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ」で、男子の最優秀選手賞にはバイエルン・ミュンヘンに所属するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが輝いた。

 得点ランクトップの15ゴールをマークしてバイエルンの史上6度目となるチャンピオンズ・リーグ制覇の立役者となり、歴代4位の34ゴールを挙げてトップスコアラーとなったブンデスリーガでも前人未到の8連覇に貢献。リオネル・メッシとクリスチアーノ・ロナウドを抑えての受賞も納得と言えるだろう。

 2014年夏にドルトムントからバイエルンに移籍し、32歳にして"世界の頂点"に立ったストライカーは、過去にイングランドの超名門の一員となっていた可能性があったという。
 フランスのサッカー専門誌『France Football』のインタビューで、ポーランドの英雄は、「ドルトムントの2年目が終わった後に、僕はアレックス・ファーガソンと話しをしたんだ」とマンチェスター・ユナイテッド移籍の可能性があったことを明かした。

「ファーガソンが僕をユナイテッドに迎え入れる準備をしてくれた。熱心にね。僕自身も次の挑戦には興味があったし、いつでも移籍できる準備はしていた」

 しかし、契約は成立しなかった。レバンドフスキ曰く「ドルトムントが退団を認めなかった」のが理由だ。その2012年の夏、すでに香川真司を引き抜かれており、同時の流出は避けたかったかもしれない。

 結局、マンチェスター・Uはポーランド代表FWを巡る交渉が暗礁に乗り上げた直後に、アーセナルからロビン・ファン・ペルシを獲得したのだった。

 ドルトムントでライバルたちを慄かせた香川とレバンドフスキのコンビが、マンチェスター・Uで実現していたら、二人はどれだけの結果を残せていただろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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