12月22日、「2020Ｊリーグアウォーズ」がオンライン形式で行なわれ、柏レイソルのFWオルンガが今シーズンの得点王と最優秀選手賞（MVP）の個人タイトル二冠に輝いた。

　昨シーズン、J２で得点ランキング２位の27得点を記録し、柏を昇格に導いたオルンガは、今季J１の舞台でも躍動。史上初となる７試合連続ゴールや、第７節のベガルタ仙台戦ではJ１で自身初のハットトリックを記録するなど、圧倒的な得点力を発揮した。

　最終節の川崎フロンターレ戦でも持ち味のフィジカルを活かした先制ゴールを挙げ、得点ランク２位のエヴェラウド（鹿島）の18得点を大きく上回る28ゴールで得点王を受賞。さらにJリーグ史上アフリカ人選手で初めてとなるMVPに輝いた。
 

　得点王とMVPのダブル受賞となったオルンガは、「まずJリーグに感謝したいと思います。私にとってこの2020シーズンは本当に素晴らしいシーズンで、多くのゴールを決めることが出来ました。しかしそれは、柏レイソル関係者の皆さんのおかげで実現することができたと思っています」と、サポーター、リーグ、クラブへの感謝を示した。

　さらに、ふたつの個人タイトル受賞は「非常に光栄なこと」と喜びを露わにし、「私がこの偉業を達成することによって、日本国内、海外へも良い意味で影響を与えていきたい。今後もJリーグはアジアのなかでベストのリーグとして、もっとアフリカ出身の選手にここでサッカーをしてほしいと思っています」と、Jリーグの世界的な認知度が高まることを願った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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