「クボは監督の信頼を失った」ついに出番なしの久保建英、冬の移籍が加速か。番記者が見解「退団に近づいている」

2020年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ここ数週間で状況は大きく変化した」

ついに全試合出場が止まった久保。番記者の見立ては? (C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間12月19日に開催されたラ・リーガ第14節で、久保建英が所属するビジャレアルはオサスナと敵地で対戦。3―1の快勝を飾った。

 ミッドウィークのコパ・デル・レイで69分からの途中出場だったため、前節に続くスタメンが期待された久保だったが、ベンチスタートとなっただけでなく、今シーズンの公式戦で初めて出番なしに終わった。

 これを受けて、『AS』紙でビジャレアルの番記者を務め、「サッカーダイジェストWeb」への寄稿でもお馴染みのハビエル・マタ記者が、1月の退団も囁かれている久保の去就についてレポートしている。

 マタ記者は、ウナイ・エメリ監督が、久保ではなく18歳のジェレミ・ピノをオサスナ戦でスタメン起用したことに着目。「これはクボが監督の信頼を失い、オサスナ戦で1分間もプレーしなかった日本人が追いやられたことを示している」と伝えている。

【動画】久保建英が披露した"芸術的な足裏パス"はこちら
 そして、「ここ数週間で状況は大きく変化し、現在は日本人MFの退団の可能性を妨げない」とし、主軸MFのビセンテ・イボーラが今季絶望の大怪我を負ったことで、久保の退団の可能性が高まったと綴っている。

「この冬の市場で補強する必要性が出てきたビジャレアルにとって、久保との別れは、まとまったサラリーとEU圏外枠の解放を意味する。イボーラの負傷により、クラブは代役候補の議論を活性化させた。したがって、久保の将来は1月の移籍市場での退団の可能性に近づいている」

 果たして久保は冬に新天地を求めるか。今後の動向に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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