武藤&乾コンビが王者を追い詰めるも…ベンゼマが1G2Aと躍動したマドリーが4連勝!

2020年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

武藤のヘッドがS・ラモスの手に当るも…

驚異的な運動量でマドリーを相手に奮闘した武藤(右)。(C) Getty Images

 現地時間12月20日に開催されたラ・リーガ第13節で、武藤嘉紀と乾貴士が所属する11位のエイバルが、ホームに3位のレアル・マドリーをホームに迎えた。

 武藤が2トップの一角、乾が右サイドハーフでスタメンを飾ったこの試合で、開始早々に先制点を奪ったのはマドリーだった。6分、ロドリゴの浮き球のパスを受けたベンゼマがワントラップから左足でネットを揺らした。

 さらに13分にも、ベンゼマが右サイドを深く抉ってマイナスのパス。これをモドリッチがダイレクトシュートでゴールに突き刺し、リードを広げる。

 その後もピンチが続いたエイバルは、これを何とか凌ぐと、28分にキケ・ガルシアがエリア外から圧巻のゴラッソを叩き込み、1点差に迫る。このゴールで息を吹き返したホームチームは攻勢を強め、40分にはブライアン・ヒルのクロスに武藤が合わせるも枠を捉えられない。

 後半に入って56分には、セルヒオ・ラモスのパスミスをカットした乾が、シュートではなく左足で折り返すも、武藤に合わない。71分にもキケ・ガルシアのクロスに武藤がいい形でヘッドで合わせるも、枠を捉えられない。この日本代表FWのヘッドが、S・ラモスの手に当ったシーンもあったが、ハンドはとってもらえなかった。

 結局、後半アディショナルタイムにもベンゼマのスルーパスからルーカス・バスケスが決めてダメを押したマドリーが、3-1で勝利。4連勝を飾っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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