ミランFWが決めた電光石火の“開始6秒ゴール”に衝撃! セリエAだけでなく欧州5大リーグの最速記録も更新!

2020年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

イブラヒモビッチとレビッチの故障で先発に抜擢

サッスオーロ戦で衝撃の6秒弾を叩き込んだレオン。(C)Getty Images

 文字通り電光石火のゴールだった。

 現地時間12月20日に開催されたセリエA第13節で、首位のミランはサッスオーロと敵地で対戦。2-1で勝利を収めた。

 驚きの先制弾が生まれたのは開始直後だった。ブラヒム・ディアスからキックオフのボールを受けたハカン・チャルハノールがすいすいと中央から持ち上がり、左サイドから中央に入ってきたラファエウ・レオンへ絶妙のパス。これを受けてエリア内に進入したポルトガルの俊英FWが狙い澄ましたシュートを放ち、見事にネットを揺らしてみせた。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によれば、この間わずか「6.76秒」。2001年12月にピアチェンツァのパオロ・ポッジがフィオレンティーナ戦で決めた7.2秒を上回り、19年ぶりにセリエAの最速ゴール記録を更新した。

 欧州のメディアがこぞってこの衝撃弾を伝えるなか、『Squawka』の公式ツイッターは2008年の1月20日にバジャドリーのホセバ・ジョレンテがエスパニョールから奪ったラ・リーガの最速弾(7.3秒)も抜き、5大リーグでも史上最も速いゴールだと発信している。

【動画】ミランが開始6秒で決めた衝撃の"最速弾"はこちら
 大黒柱のズラタン・イブラヒモビッチと2番手のアンテ・レビッチの故障により、CFで先発に抜擢されて歴史にその名を刻んだ21歳のレオンは、次のように喜びを表現した。

「僕たちはミランだ。いくつかのポイントを失ってしまったから、このゲームは非常に重要だった。できるだけ早く得点するために、始めから強くいかなければならなかった。準備ができていたか? もちろん。僕たちは常に前を向いてプレーする。チームに満足しているよ。素晴らしい仕事をした」

 エースが不在でもメモリアルなゴールで試合を制し、首位の座を守ったミラン。この勢いをどこまで維持できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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