【2020Jリーグ最終結果】カップ戦を残し全日程が終了!記憶にも記録にも残る、超異例の今季をプレイバック!

2020年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

J1――記録づくしの“川崎イヤー”

新人最多タイの13得点を奪った川崎の三笘は、今年のJリーグの“顔”の1人となった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 新型コロナウイルスの大流行により、何もかもが異例となった今季のJリーグだが、12月20日をもって、なんとか全日程を終了した(カップ戦を除く)。ここでは簡単に、歴史に残る激動の1年を振り返る。

 J1は1節を終えてからコロナの影響で4か月以上の中断を挟み、7月4日にようやく再開。すると話題を独占したのは、鬼木達監督率いる川崎フロンターレだった。再開初戦で初勝利を挙げると、そこからなんと10連勝。さらに8月の終わりから10月の終わりにかけては12連勝も達成。11月には4試合を残し史上最速で優勝を決めたのだった。また、最終的には勝点83、総得点88まで積み上げ、ダブルで史上最多記録も更新。まさに記録づくしの"川崎イヤー"となった。

 なお、得点王のタイトルはオルンガ(柏レイソル)が獲得。得点数「28」は、現行の34試合制となった2005年以降では、2005年に当時ガンバ大阪に所属していたアラウージョが挙げたシーズン33ゴールに次ぐ2位の記録だ。

 J1最終順位と得点ランキングは以下の通り。
順位(勝点)
1位 川崎(83)
2位 G大阪(65)
3位 名古屋(63)
4位 C大阪(60)
5位 鹿島(59)
6位 FC東京(57)
7位 柏(52)
8位 広島(48)
9位 横浜(47)
10位 浦和(46)
11位 大分(43)
12位 札幌(39)
13位 鳥栖(36)
14位 神戸(36)
15位 横浜FC(33)
16位 清水(28)
17位 仙台(28)
18位 湘南(27)

得点ランキング(チーム/得点数)
1位 
オルンガ(柏/28)
2位 エヴェラウド(鹿島/18)
3位 レアンドロ・ペレイラ(広島/15)
4位 小林 悠(川崎/14)
5位 レアンドロ・ダミアン(川崎/13)
5位 三笘 薫(川崎/13)
5位 ジュニオール・サントス(横浜/13)
5位 エリキ(横浜/13)

次ページJ2――最終盤まで熾烈な昇格争い

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事