【J1採点&寸評】浦和0-2札幌|すべてにおいて札幌が圧倒! MOMは相手守備陣をかき回した助っ人FW

2020年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和――2失点の守備陣は低評価

【警告】浦和=山中(45+1分)、杉本(90+1分) 札幌=福森(90+3分)
【退場】浦和=なし 札幌=なし
【MAN OF THE MATCH】アンデルソン・ロペス(札幌)

[J1リーグ34節]浦和0-2札幌/12月19日(土)/埼玉スタジアム2002

【チーム採点・寸評】
浦和 4.5
けが人続出で苦肉の策の3バックは実らず。カウンター狙いか守勢に回るも、肝心の攻撃では札幌のプレスに負け、ミスのオンパレード。前半の興梠の負傷交代も大きな痛手となった。その後、状況に応じ布陣を替えたが功を奏さず、今季を象徴する厳しい試合だった。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 5.5
14分、福森のシュートをパンチングで回避するも勢いつかず。2失点はいただけないが、西川のせいだけではない構造的な問題が横たわっている。

DF
27 橋岡大樹 5.5
ジェイらフィジカルに強い攻撃陣に負けずにマッチアップ。しかし、1失点目は守備が遅れ、駒井を止められなかった。

4 鈴木大輔 5.5(65分OUT)
9節・名古屋戦以来、約4か月ぶりの先発出場。試合勘の欠如は否めず、大事な時に判断に迷う場面があった。

31 岩波拓也 5
1失点目の起因になったように、守備に出るスペースを札幌に散々突かれ、良いようにやられてしまった。
 
MF
28 岩武克弥 5(77分OUT)
守備では渡り合ったが、攻撃では消極性が散見。48分の山中のクロスは決定的だったが、タイミング合わずチャンスを逸した。

8 エヴェルトン 6(65分OUT
中盤の守備面では及第点だが、前につなげられず。浦和での"ラストダンス"は厳しい内容となってしまった。

29 柴戸 海 5.5
得意のボール奪取を見せたが、結果相手に上回られてしまった。49分、失点とはならなかったが駒井に奪われピンチを招いた。

24 汰木康也 5.5(77分OUT)
逆三角形の左MFと不慣れなポジションを任せられ、いつものドリブルを見せられず。消化不良の出来だった。

6 山中亮輔 5.5
唯一の攻撃の起点となるも、フリーキックの場面では枠外と得点の匂いがしなかった。
 

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