「明るい未来の到来だ」南野拓実のプレミア初ゴールに英識者も大絶賛! リバプールは7発大勝で首位堅持

2020年12月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

元イングランド代表DFをいなす好プレーも披露

マネ(10番)とのコンビネーションでプレミア初ゴールをねじ込んだ南野は笑顔を浮かべた。 (C) Getty Images

 現地時間12月19日に開催されたプレミアリーグ第14節で、南野拓実が所属するリバプールは、敵地セルハースト・パークでクリスタル・パレスと対戦した。

 トッテナム・ホットスパーとの首位攻防戦を制した前節から中2日で今節を迎えたリバプールは一部のスタメンを変更。注目を集めた日本代表の南野は、主力のサラーに代わって左ウイングで起用された。

 開始早々に首位を行くリバプールがファーストチャンスをモノにする。3分、敵エリア内でボールを受けたマネの落としを南野が受けると、背番号18は相手CBクラインに寄せられながらも右足一閃。鋭いシュートをゴール左下隅へ突き刺した。

 日本人選手史上では7人目となる南野のプレミアリーグでのゴールには、英公共放送『BBC』の解説を務めている元アイルランド代表のアンディ・リードも「このゴールはミナミノをポジティブな世界へ導くだろう。彼にとっては明るい未来の到来だ」と絶賛した。

 南野のゴール後にやや受け身に回ったリバプールだったが、35分にマネが豪快なシュートを決めて2点差にすると、44分には、ロバートソンのアーリークロスを絶妙なトラップで受けたフィルミーノがダメ押し点を奪って3点差とした。

 前半のうちに試合の趨勢を定めたリバプールは、後半も主導権を握ると、52分に追いすがるクリスタル・パレスを突き放す。敵エリア内右でボールを受けたアレクサンダー=アーノルドが中央へ折り返すと、走り込んできたヘンダーソンがダイレクトシュートを豪快に決めた。

 4点目をもぎとったリバプールはなおも攻勢を強める。59分にはケイタのスルーパスに反応した南野がファーストトラップで元イングランド代表CBケイヒルをかわし、敵エリア内に侵入する決定機を得たが、狙いすましたシュートは惜しくも枠を外れた。

 その後、68分にフィルミーノが自身2点目となる追加点を挙げて5点差としたリバプールは、81分にヘディング、84分にミドルシュートをサラーがそれぞれ決めて、クリスタル・パレスの戦意を喪失させるゴールショーを披露した。

 結局、試合は7-0で終了。相手を一切寄せ付けない大勝劇を演じたリバプールは、首位の座をがっちりとキープした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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