「他クラブからもオファーがあった」ルーニーが愛息をマンU下部組織に入団させた理由とは?「彼が自ら…」

2020年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

契約を知ったファンも「20年後の勝利は約束された」と熱狂

小さい頃から溺愛してきた長男の契約にルーニーの喜びもひとしおだろう。(C) Getty Images

 偉大なる父の背中を息子も追うようだ。

 現地時間12月17日、元イングランド代表FWのウェイン・ルーニーは、自身のインスタグラムで、長男のカイ君が古巣マンチェスター・ユナイテッドの下部組織に入団したことを発表した。

 現在ダービー・カウンティで選手兼任コーチを務めているルーニーは、マンチェスター・Uで蜜月の時を過ごした。2004年の夏に当時の指揮官であるアレックス・ファーガソンに見出されてエバートンから鳴り物入りで入団して以降、13シーズンで559試合に出場して253ゴールをマーク。長年、破られてこなかったボビー・チャールトンのクラブ最多得点記録を更新する金字塔を打ち立てた。

 そのルーニーは、愛息のユナイテッド入りについて、18日に開かれた会見で「僕は誇り高い父になれた」と心境を語ったうえで、次のように続けた。

「カイはマン・ユナイテッドと契約した。息子の元には他クラブからのオファーもあって、他に選択肢もあった。けど、彼は自らの決断でもって契約を決めたんだ。マンチェスター・ユナイテッドも彼のトライアルテストでの振る舞いを見て、感銘を受けてくれたみたいだ。僕もかなり嬉しいよ」
 
 レジェンドの血を受け継ぐカイ君の入団をマンチェスター・Uファンも歓迎している。ルーニーのインスタグラムには、次のようなメッセージが相次いだ。

「素晴らしい日だ」
「これはクラブ史に残る快挙だ」
「20年後の勝利は約束された」
「クラブはよくやった」
「成長と飛躍を期待している」
「トップチームに明るい話題は少ないけど、これは嬉しい知らせだね」

 父親と同じく名門でのキャリアをスタートさせた"ルーニー二世"。この先の成長ぶりを見守りたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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