「苦しそう」コロナ禍でマスクをしてプレーするホンジュラス代表FWにファン仰天!「男は鋼の肺を持っている」

2020年12月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「医師は認めたのか?」

ホンジュラス代表としても長年活躍するベングソン。北中米チャンピオンズ・リーグで、マスクをしてプレーする姿が話題になっている。(C) Getty Images

 現地時間16日、北中米チャンピオンズ・リーグ準々決勝のセカンドレグで、オリンピア(ホンジュラス)はモントリオール(カナダ)とホームで対戦。0-1で敗れたものの敵地でのファーストレグを2-1で勝利していたため、アウェーゴール差で準決勝へコマを進めた。この試合で、ジェリー・ベングソンが新型コロナウイルス対策のため、マスクをつけてプレーし、世界中で話題になっている。

 33歳でクラブのキャプテンも務めるベングソンは、過去にはイランやコスタリカなど世界各地でプレー。ホンジュラス代表としても活躍し、OAとして出場したロンドン五輪では、歴史的勝利を挙げたスペイン戦での決勝点を含め3ゴールを記録した。

 そしてコロナ禍の現在、母国クラブで戦う彼は、感染予防に対しては人一倍気を遣っているようだ。北中米ナンバーワンを決める大会において、マスクを着用したまま試合に臨み、人々の注目を集めているのだ。

 これに対し、英紙『The Sun』では「マスクの裏側」と題し、詳しく特集。経緯も踏まえ次のように伝えている。

「ホンジュラスの国際的なストライカーは、試合中にマスクを着用した初めてのサッカー選手だろう。新型コロナウイルスが発生して以来、国内リーグでプレーしている間も、マスクをしてプレーしていると考えられている。地元の報道によると、ベングソンは病気にかからないように、また家族を守るためにマスクを着用しているという」
 
 なお、クラブの指揮官はベングソンの行動について、こうコメントしている。

「彼はマスクをしてプレーしている唯一の選手だから、奇妙なものだ。ただそれは彼を悩ませないし、彼はゴールも決めている」

 さらには背番号27が入ったマスクを着けてプレーする写真がネット上で公開されると、世界中のファンも反応し、様々な声が寄せられている。

「これは苦しそう」
「医師は認めたのか?これは健康上安全なのか?」
「許可されるべきではない」
「試合後も彼はまだ生きているのか?」
「模範を示した」
「私も同じことをしたい」
「男は鋼の肺を持っている」
「このマスク欲しいわ」

 ある程度のリスク回避は期待できるとはいえ、一体どこまで効果があるのかは定かではない"マスク・プレー"。ただ、相当な心肺機能の高さがなければ成せない芸当であることだけは間違いないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】賛否渦巻く!ホンジュラス代表の"マスク・プレー"はこちら

次ページ【画像】賛否渦巻く!ホンジュラス代表の“マスク・プレー”はこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事