「クボはマドリーに我慢を求める」久保建英はビジャレアルでのレンタル継続を希望か。ただ、保有元は現状に不満も…

2020年12月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

リーガの6チームが興味とも

現地でも去就が騒がれている久保。冬の移籍はあるのか? (C)Mutsu FOTOGRAFIA

 来年1月1日の移籍市場のオープンまで約3週間となり、久保建英の去就に注目が集まっている。

 ビジャレアルでのレンタルを継続するのか。新天地を求めるのか。ローンの打ち切りに備え、すでにヘタフェ、セビージャ、ベティス、セルタ、オサスナ、グラナダの6チームが関心を持っているとも言われている。

 そんななか、保有元のレアル・マドリー寄りのメディア『Defensa Central』が、「クボはマドリーが新しいレンタルの可能性を求めることに我慢を求める」と題し、現状を伝えている。

 記事によれば、ヨーロッパリーグで出番を得ているものの、リーグ戦では出場時間が少ないため(先発は13試合中2度)、久保の成長に期待をしているマドリー側は不満を持ち、レンタル先の変更を検討しているという。これは、これまでもたびたび報じられてきた内容だ。

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 そして、久保本人は「このままプレーを続けていれば、ウナイ・エメリ監督によって彼の微妙な立場が変化すると見ており、ビジャレアルを離れる必要性はそれほど高くないと考えている」とし、こう続けている。

「久保本人はエメリ監督を信頼し続けており、遅かれ早かれ彼が果たす役割があると考えている」

 決定権を持つビジャレアルが、ビセンテ・イボーラの長期離脱で守備的MFの補強が必要になったことから、「EU圏外枠」を空けるために久保のレンタルを打ち切る可能性も指摘されるなか、日本の至宝の去就は一体どうなるのか。現地でも注目が高まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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