中村憲剛、現役最後のホーム試合を逆転劇で飾る! 川崎、3発で浦和撃破! 三苫薫が新人最多タイの13点目

2020年12月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

興梠は9年連続の二けた得点をマーク

今季限りで引退する中村。ホームでのラストゲームを勝利で飾った。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 J1リーグは12月16日、各地で33節の6試合を開催。等々力陸上競技場では、川崎フロンターレ対浦和レッズの一戦が行なわれ、川崎が3対1で逆転勝利を収めた。

 今季限りで引退する中村憲剛にとって、これが現役最後のホームゲーム。中村は先発でピッチに立った。

 しかし、中村のホームラストゲームを勝利で飾りたい川崎の前に、浦和が立ちはだかる。11分、岩武克弥がPKを獲得すると、これを興梠慎三が沈め、浦和が先制。興梠はJリーグでは前人未踏の9年連続二けたゴールを達成した。

 前半を0-1とビハインドで折り返した川崎は、後半も中村がピッチに立つ。そして53分、ペースを手繰り寄せた川崎は守田英正が鮮やかなミドルシュートを突き刺し、同点に追いつく。さらに59分には山根視来のクロスに三苫薫が頭で合わせネットを揺らし、逆転に成功。三苫は今季13点目で、渡邉千真、武藤嘉紀が持つ新人最多ゴール記録に並んだ。

 川崎は61分にも、中村の絶妙なラストパスに小林悠が合わせ、今季14点目となるゴールを決める。中村-小林のホットラインから生まれた得点で、3対1と浦和を引き離す。

 結局、試合は3対1でタイムアップ。川崎は中村の現役最後のホームゲームを勝利で飾った。中村はフル出場でホームでの有終の美を飾った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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