「1月に出て行くとは言ってない」ポグバの冬の移籍はなしか。代理人ライオラがよもやの発言修正?「イライラしている」

2020年12月15日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

多方面から発言を批判され…

冬の移籍が取り沙汰されていたポグバ。退団は来夏になるのか。 (C) Getty Images

 12月14日、イタリア紙『Tuttosport』が主催するゴールデンボーイ賞の授賞式が行われた。敏腕代理人のミーノ・ライオラは、欧州最優秀代理人賞を受賞している。

 そのライオラは、39歳という年齢を感じさせずにミランで活躍するズラタン・イブラヒモビッチを絶賛した。イタリア衛星放送『Sky Sport』によると、ライオラは「イブラはバンクシーだ。決して驚かせることをやめない」と賛辞を寄せている。

「(ステーファノ・)ピオーリ監督が説得できてうれしいが、もしダメでもわたしがやめないように説得していた。これほどの選手をやめさせるのは罪だ。サッカーにとって残念なことだよ」

 さらに、ライオラは授賞式で「あと5年はプレーできる。MLSに連れていったことは後悔しているよ。時間の無駄だった。真のサッカーである欧州に残るべきだった」と続けた。

「それから(引退後)、重要な役割を担うだろう。どこかのクラブやUEFAの会長かもしれない。世界を変えるためにね」

 一方で、ライオラはマンチェスター・ユナイテッドに所属するポール・ポグバの去就にも言及した。

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 ライオラは先日、Tuttosport紙のインタビューで「ポグバとユナイテッドは終わった」と発言。選手がユナイテッドで不満を抱えていると明かし、「チームを変え、空気を変えなければいけない」と、次のマーケットで移籍するのが双方にとっての最善と述べた。

 このインタビュー内容は、チャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント進出が懸かるグループステージ最終節を前に公となった。そして、チームは敗退。ライオラは多方面からその発言を批判された。

 Sky Sportによると、ライオラは今回、「1月に出て行くとは言っていない」と話している。

「わたしは個人的な見解を述べただけだ。それは変わらない。とんでもないことやおかしなことを言ったとは思っていないよ。わたしが意見を言ったからと、イングランドではみんなイライラしている。そっとしておこう。そうすれば、ポールもより穏やかでいられる」

 今回のコメントは、ユナイテッド関係者やファンにどう受け止められただろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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