「高すぎる可能性がある」堂安律のビーレフェルト残留は困難? 来季の去就にドイツメディアが注目

2020年12月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「買取オプション付きの契約ではあるが…」

ビーレフェルトで好調を維持している堂安。来季は再びオランダに戻る可能性も。 (C)Getty Images

 オランダのPSVから、ブンデスリーガのビーレフェルトに期限付きで加入している堂安律は、今シーズンいっぱいで去る可能性が高いようだ。

 堂安はこれまで今シーズン11試合に出場し、2ゴール・2アシストを記録。第10節では現地老舗誌『kicker』の選出するベスト11にも選出された。

 現地メディア『FUSSBALL TRANSFERS』によれば、ビーレフェルトは躍動する22歳の日本人プレーヤーと「さらなる契約を結びたい」と考えているという。しかし、買取オプション付きのレンタル契約にもかかわらず、「残留の可能性は低い」という。
 
「ビーレフェルトは堂安をPSV側から完全に獲得するための交渉を行ないたい。だが、保有するPSV側も、ドイツで調子を取り戻したプレーヤーの価値を、改めてオランダで見極めたいという欲もあるようだ。

 また、買取オプションの金額は明らかにされていないが、このコロナ禍において、支払えない金額である可能性も高い。さらに、ドイツの複数のクラブからオファーもあり、ビーレフェルトが買い取りを諦めた場合も、ほかのブンデスクラブに行く可能性も残っている。今後の活躍によっては、その数が増えることもあるだろう」

 ビーレフェルトは次節、16日にホームでアウクスブルクと対戦する。声価を高めている堂安は、残留を目指すチームを勝利に導くことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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