「ヘタフェだけではない」久保建英の獲得にリーガ6チームが興味と現地報道!「マドリーが恐れている」懸念とは?

2020年12月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「夏にクボに興味を持っていたクラブが…」

去就騒動が過熱している久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 12月12日、スペイン全国紙の『MARCA』が、リーガ1部のヘタフェが冬の移籍市場で久保建英の獲得を狙っていると報じた。

「クボとレアル・マドリーは逃げ道を探し、ヘタフェは日本人を待っている」と題した記事で、「マドリーの上層部は、ビジャレアルでのレンタル中に日本人の存在感がはるかに高まることを期待した。だが、思ったよりプレーできておらず、落胆している」としたうえで、「ヘタフェのホセ・ボルダラス監督は何が起きるのか待っている」と伝えている。

 そして翌13日には、現地メディア『El Desmarqu』のマドリード版が、「ヘタフェだけではない。冬にクボに署名することに関心のあるチーム」という記事を掲載。ラジオ局『Cadena SER』の番組「Carrusel Deportivo」が発信した情報によれば、「夏にクボに興味を持っていたクラブのほとんどが、彼の状況について再度(マドリーに)問い合わせた」という。

 そして、夏に関心を示していたリーガのクラブというのは、セビージャ、ベティス、セルタ、オサスナ、グラナダだと記事は伝えている。

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 マドリー側は、ヨーロッパリーグのグループステージが終了し(ビジャレアルの最終節は延期。開催未定)、決勝トーナメント1回戦が行われる来年の2月18日まで試合がないため、再開するまでまた出番が減ることを恐れているようだ。

 ただ、現地の報道によれば、あくまで決定権は6月30日までレンタル契約を結んでいるビジャレアル側にあるため、保有元のマドリーといえど、一方的に貸し出しを打ち切ることはできない。あとは本人がどう判断するかだ。

 来年1月1月の移籍市場のオープンまで3週間を切り、再び久保の去就に注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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