「クボに賭ける時が来た」久保建英の先発起用に現地メディアが太鼓判!「素晴らしい存在感だ」

2020年12月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

チーム得点王の離脱がチャンスに

後半頭から出場したエルチェ戦で、攻撃を活性化させた久保。(C) Rafa HUERTA

 久保建英が所属するビジャレアルは現地時間12月13日に開催されるラ・リーガ第13節で、ベティスと対戦する。

 スコアレスドローに終わった前節のエルチェ戦で、怪我から復帰したチーム得点王のFWパコ・アルカセルが再び負傷離脱。左サイドのモイ・ゴメスも故障中で、レギュラーのアタッカーを2枚欠く苦しい状況だ。

 ただ、久保にとっては大きなチャンスとなる。スペインのウェブメディア『Jornada Perfecta』は、「久保の瞬間?」と題して、この日本代表の先発起用に太鼓判を押している。

『Jornada Perfecta』は、パコ・アルカセルの故障後、エルチェ戦を含めて1勝4分けと勝ちきれず、「"イエローサブマリンの"攻撃が止まってしまった」と指摘。そして、再びこの得点源が離脱することになってしまったが、「今回は別だ。ヨーロッパリーグでスタメンの常連だが、ラ・リーガでは断続的だったタケ・クボは、エルチェ戦で0-0からの状況から途中出場し、素晴らしい存在感を発揮した」と綴っている。

【動画】スペイン・メディアも称賛!エルチェ戦の久保建英のプレーをチェック!
 記事は、パコ・アルカセルの代わりに、CFに回ったジェラール・モレーノと右ウイングのサミュエル・チュクウェゼのコンビが機能しなかったと指摘。ライバルの後者に代って出場した久保が、「少しだけ権利を勝ち取ったと推測できる」と伝え、こう続けている。

「彼のパフォーマンスは、エルチェを破壊した最後の試合だ。素晴らしいパフォーマンスで、右サイドで(敵DFの)ホセマを釘付けにした。いまの選択肢を見る限り、クボに賭ける時が来た。決めるのはウナイ・エメリ監督だが、間違いなく彼はポジティブな状況にある」

 果たして指揮官は、久保をラ・リーガでは二度目のスタメンの抜擢するのか。その起用法に注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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