「絶え間ない脅威だった」久保建英の“復調”に海外注目!「遥かに優れていた」

2020年12月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

右サイドハーフで攻撃を活性化

エルチェ戦で後半頭から出場し、印象的なプレーをした久保。(C) Rafa HUERTA

 現地時間12月6日に開催されたラ・リーガ第12節で、久保建英が所属するビジャレアルが昇格組のエルチェとホームゲームで対戦した。

 スコアレスドローに終わったこの一戦で、リーガでは5試合連続のベンチスタートとなった久保は、ライバルであるサミュエル・チュクウェゼに代わって後半頭からピッチへ。4-4-2の右サイドハーフに入ると、前半はいい形を作れなかったチームの攻撃を活性化。右からタイミングよく中央のスペースに入って2ライン(DFとMF)間でボールを引き出し、チャンスを創出した。

 73分に迎えた決定機を決められなかったのが悔やまれるが、評価は上々だ。ビジャレアルの専門サイト『Villarreal USA』は、「(3日に行なわれたヨーロッパリーグの)シワススポル戦は1ゴール・2アシストを決めた1か月前の輝きとは程遠いものだった。不調が続いているように見えた」としつつ、このエルチェ戦は「後半だけでもここ数試合のプレーより遥かに優れていた」と称賛している。

「彼はゴールを決めたり、アシストしたりはしなかったが、右ウイングで絶え間ない脅威だった」

【動画】久保建英が決定機を立て続けに演出!エルチェ戦のハイライト
 また課題と言われている守備面についても、「このゲームで、自分のゾーンのために戦う意志を示していた。これも優れたパフォーマンスのひとつだった」と称えている。

 10日に開催される予定だったEL最終節が、対戦相手のカラバフに新型コロナウイルスの感染者が続出したため延期となり、次の試合は13日にベティス戦となる。復調傾向の久保にチャンスは巡ってくるか。注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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