中島翔哉は“消化試合”でも出番なし…2位通過が決定していたポルトは最終節を勝利で締める!【CL】

2020年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

10分にPKで先制

CLグループステージ最終節は、出番が訪れなかった中島。(C) Getty Images

 現地時間12月9日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ最終節(C組)で、すでに2位通過が決まっているポルト(ポルトガル)は、敵地に残り込み3位オリンピアコス(ギリシャ)と対戦し、2-0で勝利を収めた。

 このいわば消化試合でも、ポルトの日本代表MF中島翔哉はベンチスタートとなった。

 幸先よく先制に成功したのはポルト。10分にオタービオがPKをきっちり決めて、リードを奪う。

 15分には大ピンチ。マスラスにフリーで抜け出され、ペナルティエリア内から強烈なシュートを放たれるが、わずかに枠の上を超え、難を逃れる。

 その後はなかなか決定機を生み出せず、前半は1-0で折り返す。
 
 後半に入り54分には再びピンチ。パスを繋がれ、最後はペナルティエリア右からのクロスに反応したエル・アラビに鋭いシュートを浴びるが、ここも枠の右に外れ、なんとか窮地を脱する。

 受け身に回る時間が続いたポルトだったが、77分に訪れた久々のチャンスで追加点を奪う。ディアスの右サイド突破から、ペナルティエリア手前にボールがこぼれると、反応したウリベがシュート。強烈な一撃はGKの手を弾き、ゴールネットを揺らした。

 試合はこのまま終了。ポルトは快勝で最終節を白星で締めた。なお、5枚の交代カードを切るなか、最後まで中島に出場機会は巡ってこなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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