【ACL】古橋亨梧が“打倒・水原三星”に燃える「相手はすごくフィジカル的に強く来るので」

2020年12月09日 サッカーダイジェスト編集部

「積極的に仕掛けていきたい」

準々決勝の水原三星戦の前日会見に臨んだ古橋。得点への意欲を語った。(C)VISSEL KOBE

 ヴィッセル神戸の古橋亨梧が12月9日、ACL準々決勝の水原三星戦に向けた前日会見に臨んだ。

 水原三星とはグループステージでも2度対戦していて、今大会を通じて3度目のマッチアップとなる。2月に行なわれた1戦目(グループステージ2節)はアウェーで1-0の勝利。12月4日にカタールで開催された2戦目(グループステージ6節)は0-2の敗戦だった。

「水原(三星)さんとは3度目の対戦で、アウェーでは1回勝っていますし、こっち(カタール)に来てからは負けていますけど、良い試合になるんじゃないかなと。すごく良い相手ですし、五分五分なので、良い勝負ができたらいいです」

 そう話す古橋。相手となる水原三星には良いイメージは持っているはずだ。1戦目の決勝ゴールを決めた勝利の立役者こそ、古橋だったのである。

 もちろん次戦も得点への意欲を燃やしている。

「相手はすごくフィジカル的に強く来るので、僕たちはそれを上手くパスでかわして良いサッカーを見せられればなと思います。日本の代表のクラブとして胸を張って良いプレーができるように、個人的には得点を決めてチームの勝利に貢献できるように積極的に仕掛けていきたいです」
 
 神戸は今回がACL初出場で、古橋をはじめアジアの国際舞台が初めてとなる選手が多い。それでもチームはナーバスになることなく、勝ち上がるにつれて結束を高めているという。

「チームはひとつになれていますし、すごく良い雰囲気でできています。日々、すごく楽しいです。個人としては徐々にコンディションも上がってきて、良いプレーが増えています」

 今大会を通じて現在3得点。充実ぶりを語る古橋に求められるのは、当然ゴールだ。

「あとは結果を残すだけだと思うので、このチームのために、応援してくれる人たちのために、結果を残せたらなと思います」

 会見の最後には、そう力強く意気込んだ。エース級の活躍でチームを準決勝へと導けるか。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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