「問題があり過ぎた」モウリーニョの元腹心がポグバの怠慢さを暴露! 「普通に休暇からのんびりと…」

2020年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

衝撃の退団宣言で波紋

代理人がユナイテッド退団を明言したことで風当たりがより一層強まっているのが、ポグバだ。 (C) Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバへの風当たりが強まっている。

 批判が殺到する発端となったのは、現地時間12月7日に報道されたポグバの代理人であるミーノ・ライオラ氏の発言にある。同氏はイタリア紙『Tuttosport』のインタビューで、「マンチェスター・ユナイテッドとの関係は終わった」と宣言。さらに「1年半の契約を残しているが、両者にとっての最善策は、(ポグバが)次の移籍市場で出ていくことだ」と1月の移籍市場での退団を仄めかしたのだ。

 約4年前に移籍金8900万ポンド(約124億6000万円)というエポックメーキングな金額でユベントスからユナイテッドに復帰したポグバ。だが、ピッチ外の言動ばかりがクローズアップされ、周囲の膨れ上がった期待に応えられずにいる。

 ライオラ氏の「退団宣言」が報道された翌日に開催されたRBライプツィヒとのチャンピオンズ・リーグのグループステージ最終節では、61分から出場して1ゴールを記録したポグバ。しかし、チームは2-3と敗れ、グループ敗退の憂き目に遭ったため、存在感を誇示するには至らなかった。

 もはや、"腐ったリンゴ"と化しつつあるポグバ。そんなフランス代表MFの扱いにくさをリークしたのは、かつてジョゼ・モウリーニョ政権時にアシスタントコーチとしてユナイテッドで働いていたリカルド・フォルモジーニョだ。
 
 同氏は、ポルトガル紙『Record』のインタビューで「問題があり過ぎた」と、当時モウリーニョとの確執が報じられていたポグバへの不満を漏らした。

「名前を言うつもりはないが、多くの問題があった。彼は何事もなかったかのように普通に長い休暇を取ってからのんびりとチームに合流したワールドチャンピオンだ。彼と緊張した雰囲気のなかで過ごすのは非常に難しいものだった。何というか、まるでウイルスのような存在だった。実力があるから他人に影響を与えるんだ」

 ライオラの助言を受け、ユナイテッド退団を決意したとされるポグバ。新天地候補には古巣のユベントスやレアル・マドリーの名が挙がっているが、はたして――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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