「嘆かわしい!」CL敗退ユナイテッドの主将&GKを、OBスコールズが猛批判!「瓶詰めにされているのか?」

2020年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

スールシャール監督もガックリ

ゴール前でへたり込むマグワイア(5番)。(C)Getty Images

 現地時間12月8日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ最終節で、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、アウェーでドイツのRBライプツィヒに2-3で敗れた。

 前半に2失点を喫したユナイテッドは、69分にも追加点を許し、3-0と突き放される。逆転を目指し、80分にブルーノ・フェルナンデス、83分にポール・ポグバのゴールで1点差に詰め寄るが、逆転は叶わなかった。

 試合後にオレ・グンナー・スールシャール監督は「ライプツィヒのような良いチームを相手に、3失点から追い上げられるとは思わなかった。だが、遅すぎた」と悔やんだ。主将のイングランド代表DFハリー・マグワイアも、「試合が始まった最初の20分間は準備ができていなかった」と肩を落とした。
 
 だが、怒り心頭のユナイテッドOBは明確に守備陣を批判している。『BT Sports』の中継番組に出演していた元イングランド代表ポール・スコールズは「GKとDFのミスはなんだ、嘆かわしい」と痛烈に批判している。
 
「(ダビド・)デ・ヘアは瓶詰めにされているのか。そして、ケガが怖いからあんなに縮こまっているんだろう。GKはゴール前で少しでも自分を大きく見せることが仕事だ。ケガが怖いからゴール前のクロスにも身を縮めて対応している。そんなことがあるか?」

 また、マグワイアに対しても「木製の非常に硬い守備だった。ゴール前に突っ立っているだけ」と苦言を呈したうえで、チームの姿勢にも疑問を投げかけた。

「イスタンブールの敗戦(バシェクシャヒルに1-2で敗れた第4節)が今回のCL敗退のすべての要因だ。それには全面的に同意する。だが、ユリアン・ナーゲルスマン監督が率いるタフなクラブと、ドイツまで来て対戦するのに、準備ができていないとはどういうことだ? 大一番と分かっていてあんなスローなスタートを決断したのか? 理解ができない」

 この結果に伴い、ユナイテッドはCL敗退が決定。ヨーロッパリーグに回ることが決まっている。OBの痛烈な批判に度々反論してきたマグワイアだが、今回ばかりは難しそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【動画】ライプツィヒの3発、そしてユナイテッドの逆転を狙った2発…全5ゴールはこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事