マンUが屈辱のGS敗退。“渦中”のポグバ投入で猛追もRBライプツィヒに逃げ切られる【CL】

2020年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

退団騒動の渦中にあるポグバを送り込むも…

RBライプツィヒのグループ突破を引き寄せた2点目を決めたハイダラ。 (C) Getty Images

 現地時間12月8日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ最終節(H組)で、マンチェスター・ユナイテッドが、敵地に残り込んでRBライプツィヒと対戦した。

 どちらも勝てば、ラウンド・オブ16への切符を手にできるチーム同士の対戦は、開始早々にホームチームが均衡を破る。3分、ザビツァーのパスを敵エリア内に左から駆け込んできていたアンヘリーニョがねじ込んだのだ。

 早々に失点し、出鼻をくじかれたユナイテッドを尻目に、攻勢を強めたRBライプツィヒは12分には追加点をもぎ取る。左サイドを攻め崩したアンヘリーニョのパスをハイダラがねじ込む。

 後手に回るユナイテッドに対して、主導権を握り続けたRBライプツィヒはその後もチャンスを与えない完璧な試合運びで前半を2-0とリードして終えた。
 
 為す術なく45分間を終えてしまったユナイテッド。負ければ、グループが突破ができないレッドデビルズは、ハーフタイムにオランダ代表MFのファン・デベーク、61分に退団騒動の渦中にあるポグバを投入して反撃に転じる。

 パワープレー気味に攻撃に転じたユナイテッドだったが、ソリッドな守備で応戦するRBライプツィヒを攻めあぐねる。すると、69分に速攻からクライファートに鮮やかなループシュートを決められてしまう。

 3点目を奪われ、なおも押され気味だったユナイテッドだったが、試合終盤に意地を見せる。80分にB・フェルナンデスがPKを決めて一矢を報いると、その2分後にポグバがゴールを決めて1点差に迫る。

 しかし、"赤い悪魔"の猛追もここまで。結局、3-2で勝利したRBライプツィヒは首位通過。一方のユナイテッドは3位が確定してグループ敗退が決まった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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