「最高の掘り出し物になる」香川真司が1月にニューカッスルに移籍!? 専門メディアが“可能性”を報道

2020年12月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼ほどの水準を持った選手がフリーで獲得できるのは有益」

サラゴサを退団して以来、フリーとなっている香川にプレミアの古豪が興味を示しているようだ。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

 去る10月にスペイン2部のサラゴサとの契約を解除した香川真司は、いまだ無所属の状態が続いている。

 昨夏に2年契約で加入し、来年6月末まで契約が残っていた香川だったが、サラゴサのEU圏外選手の登録枠から漏れ、事実上の構想外に。高額年俸の問題もあり、本人は「少し苛立ちも感じます」としながらもクラブとの合意の上で契約解除に至った。

 以来、独自にトレーニングを続けている香川。各国メディアで、アメリカやスペイン、ギリシャ、トルコなど様々な新天地候補が挙がっては消える状況だ。

 フリーとなったことで移籍金がかからないため、密かな人気銘柄となっている31歳のMFに水面下で触手を伸ばしていると報じられたのが、プレミアリーグの古豪ニューカッスルだ。

 現地時間12月7日、ニューカッスル専門メディア『Newcastle Toons』のドゥルム・ハリミ記者は、「クラブはプレーメーカーを必要としており、元マンチェスター・ユナイテッドのベテランはタダで獲得できる」とレポートしている。
 
「カガワへのアプローチはフロントがすべき衝撃の移籍人事と言える。今のニューカッスルはカラム・ウィルソンに依存し過ぎているため、中盤、とくにゴールを増やすことに貢献できる選手が必要だ。

 現在のチームではジョエリントンが10番の役割を担ったこともあったが、一貫性のある選手との契約が重要課題であるのはファンも分かり切っている。そこでカガワの獲得は必至であると考えられる」

 さらに「彼のプレミアリーグとブンデスリーガでの経験、そして好機を演出できる力はニューカッスルに大きな影響を与える」と力説する同記者は、「カガワは最高の掘り出し物になる」と続けた。

「カガワがレギュラー格になれるかと言われれば、それはノーだ。しかし、日々の練習での競争力を高め、ローテーションや怪我人の穴埋め役には最適の人材だ。何より彼ほどの水準を持った選手がフリーで獲得できることが有益になる。創造性と経験を必要としている今のチームにとってもカガワは必要不可欠だろう」

 ニューカッスル入団は現時点では噂の域を出ない話ではある。だが、2014年の夏にマンチェスター・Uを退団して以来のプレミアリーグ復帰となれば、センセーショナルなニュースとなるのは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【動画】「天才です」元同僚を翻弄!香川真司が披露した鮮やかな切り返し&ダブルタッチはこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事