【ACL】神戸、初出場で8強入り! イニエスタ&西の2発で上海上港との日中対決を制す!

2020年12月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

イニエスタが貴重な先制ゴールで勝利へ導く!

イニエスタが巧みな個人技から左足を振り抜き貴重な先制弾。神戸が2発快勝で準々決勝進出を決めた。(C)VISSEL KOBE

 12月7日、ヴィッセル神戸はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦で上海上港と対戦。アンドレス・イニエスタ、西大伍の得点で2-0と快勝し、ラウンド16突破を果たした。

 初めてのACLで、グループステージを首位通過した神戸。中2日で迎えたノックアウトステージの一戦目の相手は、グループHを2位で突破してきた中国の強豪・上海上港だ。

 試合は序盤から、上海上港にボールを握られ押し込まれたものの、トーマス・フェルマーレン、菊池流帆のCBコンビが冷静に対応し、相手に自由を与えない。

 5分にはイニエスタの素早いリスタートから古橋亨梧が敵陣深くに抜け出し好機を創出。ゴール前への折り返しのパスに西が走り込むも、相手DFのブロックに遭う。

 徐々に攻勢を強める神戸は、最終ラインから落ち着いてビルドアップ。すると31分に先制点を挙げる。右サイドからの横パスを受けた山口蛍がワンタッチで縦パスを供給。これをペナルティエリア中央で受けたイニエスタが、細かいタッチで相手DFを交わして左足を振り抜き、GKの手かすめてネットを揺らした。
 
 後半も攻撃の手を緩めない神戸は立ち上がりの50分、ペナルティエリア左の敵陣深くで古橋がボールを収めクロスを送ると、ゴール前に飛び込んだ西がこれを右足で合わせ、貴重な追加点を奪う。

 その後も最前線のドウグラスがポストプレーや裏への抜け出しで存在感を見せるなど、再三決定機を作ったがフィニッシュの精度を欠き3点目とはならず。

 元ブラジル代表のオスカルを中心に、素早いカウンターからゴールに迫る上海上港に対しても臆することなくコンパクトな守備を保ち、最後まで無失点に抑えた神戸が2-0の勝利。一発勝負のノックアウトステージ初戦を快勝で飾り、ベスト8進出を決めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【動画】イニエスタの華麗なる一撃!広州戦ハイライト

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事