久保建英がHT投入で攻撃を活性化するも最大の決定機を決め切れず!ドローのビジャレアルは公式戦14戦無敗

2020年12月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

得意の右サイドハーフでプレー

エルチェ戦で後半頭から出場した久保。(C)Getty Images

 現地時間12月6日に開催されたラ・リーガ第12節で、久保建英が所属するビジャレアルが昇格組のエルチェとホームゲームで対戦した。

 左サイドのアタッカーのレギュラーであるモイ・ゴメスが怪我で離脱し、パコ・アルカセルが故障明けのCFにジェラール・モレーノが入ったため、久保にも両ウイングで先発するチャンスがあったが、リーガでは5試合連続のベンチスタート。右にはライバルのチュクウェゼ、左はBチーム所属のバエナが起用された。

 試合は序盤からビジャレアルがボールを保持するものの、エルチェの組織的な守備を崩せず。前半は枠内シュート0本に終わる。

 攻撃の形を作れなかったホームチームはハーフタイムにチュクウェゼとバエナを下げて、久保とパコ・アルカセルを投入。4-3-3から4-4-2にシフトし、久保は得意とする右サイドハーフに入る。

 その16番は中央に入りながら、頻繁に2ライン(DFとMF)間でボールを受け、攻撃を活性化。63分にはエリア内で倒されるも、ファウルはとってもらえず。65分には1対1でボールを奪い、カウンターに繋げるシーンもあった。

 後半は完全に試合を支配した"イエローサブマリン"は、70分にジェラールが惜しいシュートを放つも枠を捉えられない。73分には、エリア内でパレホからパスを受けた久保が最大の決定機を迎えるも、左足のシュートはGKにセーブされる。これがチーム初の枠内シュートだった。

 久保は84分にも、駆け上がってきた左SBのエストゥピニャンに右サイドからピンポイントパスを送り、チャンスを作り出す。

 だが、最後までエルチェの牙城を崩せず、試合はスコアレスドローで終了。ビジャレアルは公式戦14試合、リーガでは9戦無敗としたが、不満の残る結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】久保建英が決定機を立て続けに演出!エルチェ戦のハイライト

次ページ【動画】久保建英が決定機を立て続けに演出!エルチェ戦のハイライト

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事