「正直、このままだったら厳しいな」リバプール南野拓実の苦境に、内田篤人氏が独自の見解「まあまあ耐え時」

2020年12月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「厳しいことを言うようだけど…」

リバプールに所属する南野(右)に対する独自の見解を明かした内田氏(左)。 写真:徳原隆元、(C)Getty Images

 DAZNでは、今年現役を引退した内田篤人氏の初の冠番組『Atsuto Uchida's FOOTBALL TIME』を10月1日から配信している。

 ヨーロッパで活躍する日本人選手や森保ジャパン、Jリーグまで広く取り扱っている同番組。第8回目の放送では、リバプールで苦境が続く南野拓実について触れた。

 南野はプレミアリーグ第10節ブライトン戦で、昨シーズン最終節のニューカッスル戦以来の先発出場となったが、シュートは1本のみ。ボールロストなども目立ち、期待に応えることはできなかった。

 内田氏はまず、リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は「好き嫌いがそれほどなく、チームを平等に見ている」と評し、「チャンスをもらったとき、活かせなかった選手が落ちていく」と分析。結果を残せなかった南野について、「正直、このままだったら厳しいな」と率直な感想を述べた。
 
「周りの選手がしっかりと結果を出しているので、出遅れている感はしょうがない。厳しいことを言うようだけど、年齢も、10代20代前半の選手が出て行って、チャレンジしてっていう段階ではなくて、バンバン活躍しなければいけない選手」

 そして、南野は「まあまあ、今が耐え時」との見解を示した。今後、起用のチャンスはそう増えないだろうとしたうえで、「今後は移籍の話やらがたぶん出てくるでしょう。もちろん、そこでしないというのもある。契約がありますから。頑張りどころ」と語っている。

 ただ、「日本人としては頑張ってほしい。リバプールは誰もが行けるクラブではないし、トップのトップで踏ん張ってほしい」とエールを送った。

 番組の後半では、今シーズン限りでの引退を発表している中村憲剛が登場。鹿島の監督を務めていたオズワルド・オリヴェイラ監督からの驚きの勧誘話や、南アフリカ・ワールドカップでの秘話、とある海外クラブから移籍の打診を受けたことなどを明かしている。 

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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