【横浜】90分の中で訪れる“特別な瞬間”のために――最終節シドニー戦でもポステコグルー監督のスタンスは変わらず

2020年12月03日 サッカーダイジェスト編集部

「その日が最後という想いでやっていくことが大事」

シドニー戦の前日会見に出席したポステコグルー監督。「良い試合をする、自分たちの試合を見せる」と意気込みを口にした。(C)Y.F.M.

 すでに決勝トーナメント進出を決めているが、いつも通りに戦うだけだ。

 グループステージ最終節シドニーFC戦の前日会見に出席したアンジェ・ポステコグルー監督は、翌日のゲームを「いつもと変わらない重要な試合のひとつ」と捉えている。そして「良い試合をすること、自分たちの試合を見せていくことが大事」と、自慢のアタッキング・フットボールで勝ちに行く姿勢を示した。

「しっかりと勝つ、ゴールを奪う、そういう部分でブレずにプレーしたい」

 それは常々選手たちに伝えていることだという。"自分たちのサッカー"をピッチ上で表現するために、信念を貫いてここまで来た。

「90分の中で特別な瞬間というのは訪れると思います。その特別な瞬間を得るために常日頃から努力をしていますし、戦いに向けて準備しています」

 あまり先のことは考えず、目の前の試合でいかに勝利するかに集中する。「90分を無駄にせず、どう戦っていくか。悔いが残らず、その日が最後という想いでやっていくことが大事。それは今大会でも同じこと」だ。
 
 自身の母国であるオーストラリアのシドニーFCには、監督や選手、スタッフを含め、知り合いが多いという。「彼らも良い形でこの大会に臨んでいると思いますし、明日の試合は今からワクワクしています」と語る。

 楽しみな一戦だが、当然ながら、手加減するつもりなど一切ないはず。最後もしっかりと勝って、良い流れで決勝トーナメントに乗り込みたい。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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