【FC東京】ACL16強入りへ指揮官は「総力戦」宣言!「他会場はもちろん、終盤には気にはなると思うが…」

2020年12月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

3位の上海申花とは勝点7で並び、得失点差わずか「1」リード

グループステージ最終節の前日会見に出席した長谷川監督。写真:FC東京

 現地時間12月2日、FC東京が翌日のアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)グループステージ最終節・パース・グローリー(オーストラリア)戦を前に、開催地であるカタールから前日会見を実施。長谷川健太監督が出席し、意気込みなどを語った。

 現在2位につけるFC東京だが、3位の上海緑地申花とは勝点7で並び、得失点差わずか1ポイント分リードと、最後まで気の抜けない状況が続いている。そうしたなかでグループステージ最終戦に向け、指揮官は「全員で戦う」と誓っている。

「もう総力戦だと思っている。他会場はもちろん、終盤には気にはなると思うが、まずパースに勝たないと何も始まらないと思うので、しっかりと勝つための準備をする。(カタールに来て)連戦で4戦目なので、みんなで力を合わせて戦っていきたい。

 また、これまでの反省を踏まえ、細部にまで強くこだわる姿勢も示している。

「チームが勝利するためには、本当に細かいところにこだわって戦っていかないと。ここまでの試合を見ても、スローインや、ちょっとしたリスタートの部分の集中力であったりとか、そういうところをやっぱり容赦なく突かれてしまうので、どこまでそういう細かい部分にこだわりながら、戦っていけるかどうか」
 
 そして会見では、今大会を通じて得られる「経験」についても具体的に言及した。

「勝つことによって大きな自信を得ると思うので、この大会を通じて勝利することによってチームの成長を促していきたいと思っている。大会が終わってからはいくらでも経験という話はできると思う。今は勝つことによって、より大きな自信・経験を彼らに感じてほしい」

 エースのディエゴ・オリヴェイラを負傷で欠き、主軸・森重真人も警告の累積により出場停止と苦しい台所事情ではあるが、総力戦で、4年ぶり3度目の16強入りを決めたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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