「レバンドフスキと肩を並べた」鎌田大地を“スター候補生”として独老舗サッカー紙が絶賛!「飛び立とうとしている」

2020年12月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「疑いようもない中盤の“マジシャン”だ」

フランクフルトの攻撃を牽引している鎌田。(C)Getty Images

 フランクフルトの鎌田大地は、ブンデスリーガで大きな注目を集める存在になっているようだ。

 ドイツのサッカー紙『Bild』は11月30日付けで、鎌田の特集を掲載。「アイントラハトの鎌田は陸から飛び立とうとしている」とその活躍ぶりを伝え、スター候補生として称賛している。

「日本人プレーヤーに対して、彼の時々見せる無気力なプレーとボールロストに腹を立てて批判する者がいる。だが、そうしたネガティブなものよりも彼を評価する声は大きく、その資質に称賛を寄せる人々がいる。そして、彼らの声は正しいことをスタッツが証明している。

 鎌田の市場価値は今年になって1600万ユーロ(約20億円)にのぼった。疑いようのない中盤のマジシャンは、すでにリーグでは6つのアシストを記録。これは、バイエルンのロベルト・レバンドフスキと肩を並べ、リーグ最高のレベルにあることを示している」
 
 また、試合中に放ったシュート数はすでに33本にのぼり、昨シーズンの41本に早くも迫りつつあり、走行距離も伸びているという。前節にウニオン・ベルリン戦で12キロを記録は、フランクフルトの中でトップだった。さらに、試合中のボールタッチ数、デュエル数とその勝率も上がっているようだ。

「元ノルウェー代表で、フランクフルトOBのヤン・オーゲ・フィヨルトフトは、この日本人プレーヤーを称賛。『カマダは、クラブを喜ばせる、もっと向上できる非常にいいプレーヤーだと確信している』と力強く語った。幸いなことに、チームメイトやスタッフ、監督も同じように考えているはずだ」

 フランクフルトは次節、12月5日にドルトムントとホームで対戦する。4試合連続ドローという状況のなか、鎌田はチームを強豪からの白星奪取に導くことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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