FC東京、“勝負をかけた”ラスト10分で逆転を許す…長谷川監督「勝点3にこだわって戦った」

2020年11月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

永井が開始1分に先制するも、終始主導権を握られる展開に

FC東京は開始早々に先制するも終盤に逆転を許した。写真提供:FC東京

[ACLグループステージ第5戦]FC東京1-2蔚山現代/11月30日/カタール・ドーハ

 勝負に打って出た末の敗戦となってしまった。

 FC東京はACLグループステージの第5戦、蔚山現代戦に臨み、1-2の逆転負けを喫した。開始1分に永井謙佑のゴールで先制するも、44分、そして85分とユン・ビッガラムに得点を許した。

 試合後の会見で長谷川監督は、「前半の早い時間帯で先制はできたが、その後受けに回る時間が増えてしまったと思う。前半は何回か決定機があったので、追加点を取ることができればという展開だった」と90分を振り返った。

 指揮官が語った通り、永井の先制点後は蔚山に主導権を握られた。ボールポゼッションで圧倒され、カウンターから少ないチャンスを窺ったが、決め手を欠いた。後半頭から東慶悟、63分にはアダイウトンと髙萩洋次郎の2人を同時投入してテコ入れを図ったが、状況は変わらない。

「後半は押し込まれる展開のなかで、勝点3にこだわって戦った」という長谷川監督は
残り5分で決勝点を許した場面について、「後半ラスト10分でメンバーを替えて勝負をかけたが、逆に蔚山に決勝点を取られてしまった」と振り返った。グループステージ突破へリスクを負った采配が裏目に出る格好となった。指揮官は「選手は本当に良く頑張ってくれたと思う」とチームの奮闘を称えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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