南野拓実らとの競争から抜け出たジョッタが止まらない! 元プレミア戦士も「良くなるだけじゃないか」と大絶賛

2020年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ウルブス時代から恐ろしい存在だった」

リバプールで飛躍を続けているジョッタに対する賛辞が止まらない。 (C) Getty Images

 レッズの新戦力へ溢れんばかりの賛辞が送られている。今夏にウォルバーハンプトンから移籍したディオゴ・ジョッタだ。

 ボーナス込みの移籍金4500万ポンド(約63億円)の実力は半端ない。リバプールのユルゲン・クロップ監督が「チームを成長させる」と獲得を熱望したジョッタは、9月24日のリンカーン・シティ戦(リーグカップ3回戦)でデビューを飾って以来、公式戦12試合で8ゴールと驚きの結果を残している。

 とりわけチームに馴染み始めたここ1か月は圧巻で、公式戦6試合で7ゴールとチームダントツの成績をマーク。ホームでのリーグデビュー戦から4試合連続ゴールを決めたクラブ史上初の選手となるなど、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで声価を高めているのだ。

 そんなポルトガル代表FWへの賛辞は同僚たちからも送られている。昨シーズンまでプレミアリーグに属していたワトフォードのイングランド人FWトロイ・ディーニーは、英スポーツ専門ラジオ局『talkSPORT』の番組「talkSPORT Breakfast」で、「彼との対戦はいつも気掛かりだった」と、ジョッタの凄みを語っている。

「ウルブスにいた時から彼は恐ろしい存在だった。あのチームは誰もがトラオレを恐れているが、僕たちが対戦する時にはいつもジョッタのことをケアしていたよ。素早いうえに、落ち着いていて技術もある。それでいて、得点もできるからね」
 

 キャリア通算で160ゴールを叩き出している点取り屋でもあるディーニーは、「彼はとてつもない得点能力を持った逸材だよ」と褒めちぎる。

「彼の仕事効率の良さは、リバプールのスタイルに本当にマッチしていると思う。あのチームの3トップは誰もが一生懸命に働くし、一切さぼらない。ジョッタもそこに追随する能力がある。

 それにまだ23歳でしょ? もうさらに良くなるだけじゃないか。レベルは今も上がっているし、成長し続けると思うね。それにリバプールは今後何年も勝ち続けるチームだから、ジョッタは勝つことに慣れたプレーヤーたちと一緒にいることで、伸び続けると思う」

 開幕当初は控え組だったジョッタ。今や南野拓実やジョルダン・シャキリ、ディボック・オリギといったバックアッパーたちとの争いから大きく前に出て、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラーとのレギュラー争いを演じている。いったいどこまで伸び続けるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【動画】電光石火のヘディング弾! ジョッタの最新ゴールシーンはこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事