「4チームがアジアの真珠に夢中」久保建英の争奪戦が冬の移籍市場で再び勃発か。現地メディアが報じた獲得を狙うクラブとは?

2020年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリー戦での“扱い”を受けて…

リーガではスタメンが1試合のみの久保。ただ、ELでは出番を与えられている。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 冬の移籍市場の解禁まであと1か月近くとなり、日本の至宝の周辺が再び騒がしくなってきた。

 現地時間11月21日に開催されたラ・リーガ第10節で、ビジャレアルの久保建英は保有元であるレアル・マドリーと対戦。ウナイ・エメリ監督がターンオーバー制を採用していることもなり、ベンチスタートとなった。

 結局、出番が巡ってきたのは89分で、アディショナルタイムを含めてもプレーしたのは4~5分ほど。これを受けて、現地メディアの『el Periodico Mediterraneo』が、「クボが1月にビジャレアルを離れることを検討している」と報道し、各メディアが追随するなど、小さくない話題となっている。

 そんななか、マドリーの専門メディア『Defensa Central』は、「冬のマーケットでクボを迎えるのに夢中の4チーム」と題した記事を掲載。レアル・ソシエダ、バジャドリー、バレンシア、ベティスの4チームが、ビジャレアルへのレンタル移籍が打ち切りになるのを待っていると報じた。

【動画】マドリーを相手に華麗なダブルタッチも…久保建英、痛恨の決定機逸シーンはこちら
 これまでエメリ監督の起用法をたびたび批判してきた同メディアは、「クボは欧州サッカーのレベルにあることが証明されているが、ウナイがその可能性を狭めている」と指摘。クラブに近い人物からの情報として、前述の4チームが「アジアの真珠を迎え入れるのに非常に熱心だ」と伝えている。

 ただ、エメリ監督は「クボには満足している」と繰り返し発言しており、ビジャレアルもレンタル継続を望んでいると見られている。であれば、久保自身が強く主張しない限り、ローンが打ち切りになる可能性は低いと見られるが、はたして……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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